こまちゃん

爺婆ふたり生活の日記

糖尿病の講演会

2009年04月21日 | 夫の膀胱癌 糖尿病
糖尿病の主治医の先生の講演があるというので聞きにいった。
今日は合併症の話である

 糖尿病性網膜症で失明になることがあり
 糖尿病性腎症で透析が必要になるようになることがあり
 糖尿病性神経障害で怪我ややけどに気づかず化膿して壊疽になることがある
他にも
 脳血管障害
 虚血性心疾患
 糖尿病性壊疽があるという

無症状だからと血糖コントロールしないでいると
いつの間にか進行して
急に重篤な状態になることがある
生活の注意点として
食事療法 適度な運動のほかに
「手足をよく観察し、外傷や水虫がないかどうかチェックする」とか
「靴擦れをしないように」とか、
「低温火傷に気をつける」という
また
話の中に、膀胱炎が出てきて
膀胱癌の治療でも膀胱炎になりやすいと聞いているので
注意が必要だと思った

第2回 膀胱内注入療法

2009年04月20日 | 夫の膀胱癌 糖尿病
1回目の注入後から
それまでの血尿はピタッと止まり
多少の排尿時の違和感はあっても
特に副作用らしきものもなく安堵している

今日は2回目の注入である

注入後の最初の排尿で痛みがあったようで
その後、排尿しようとすると
「痛みでおしっこが出ない」と痛み止めを飲んだ
血尿もあったようだ。

まったく副作用はない

2009年04月14日 | 夫の膀胱癌 糖尿病
夫は
昨日のBCG注入から1日たったが
なんの異変もなく
逆にそれまでの血尿は止まり調子がいいみたい。

だが、今日は糖尿の検査日だったがこちらは数値が悪くなっていた

膀胱癌という病名に恐れて
運動をする気にならなく 安静?ぎみな生活をしていたからだろう

泌尿器科の医者からは
「今まで通りの生活をしても まったく差し支えない」と言われたので
気持ちを切り替えて
夏には登山にもでかけられるように体力を維持させていこうと思う

心配してくれる子供たちに感謝



第1回 膀胱内注入療法

2009年04月13日 | 夫の膀胱癌 糖尿病
癌の治療や再発予防のためにBCG(弱毒化した結核生菌)を
カテーテルで膀胱内に注入することになり予約がしてあった。

手術後の傷が治っていなくて出血のある場合はこの治療は待たなければならない
と書いてあったので
昨日まで出血があったことを医者に伝えたが
今日の尿検査では異常がなかったので予定通り注入することになった

診察室の横の別室で
カテーテルを使った40ccに薄めたBCGを注入した

そのまま2時間待って
再度、受付に行くと
大きめのコップに尿を取るように言われた

夫が「おしっこをしていて
ブッブーとおならのような音がしたのには驚いた」と言っていた

その尿は検査するわけでもなく
尿の中に出てきたBCGを消毒するためとその説明のためである

初回の今日は病院で排尿したが
次回からは自分で処理するように言われた

尿を容器にとり、
家庭用の塩素系漂白剤を尿と同じ量加え15分以上放置してから流す
ということ

消毒は、注入後 最初の(2時間後の)尿だけでいい

「漂白剤を尿に加えると、ぶくぶくっと塩素ガスの泡が出る」と驚いていた

副作用については
軽微なもので、注入後2~3日のうちに特別な治療をしなくても症状はなくなり
毎週の注入を続行するのに差支えない状態になるそうです
頻尿、排尿痛、排尿困難、血尿で
全身症状としては、発熱、倦怠感などがあり
熱も37度台で、2~3日のうちに解熱するが
38度以上の熱が続いたり、寒気を伴ったり
肉眼でもわかるほどの強い血尿が出た時は病院へ来て下さいとのこと

肉眼でもわかるほどの血尿って、昨日まで出ていたのにと思う

しばらくは夫の様子に気をつけていなければと思った

回復してきたみたい

2009年03月23日 | 夫の膀胱癌 糖尿病
夫は、食欲も出て、時々横になるが気分は良くなったと言っている。

「退院後は普通の生活でいいです」と言われたのに
こんな状態になったのは
「手術後に頭を高くして安静にして下さい」と指示書に書いてあったが、
手術室から戻り看護婦さんが寝かせた時に
頭が高いといえる寝かせ方ではなかったので少し疑問をもったけれど
こんな程度でいいのかなと特に聞かなかった。
でも
これが、原因ではなかったかなという気がする。

素人でよく分からないが。

手術

2009年03月17日 | 夫の膀胱癌 糖尿病
夫は朝から絶食 点滴を始める

夕方、手術が始まった。

経尿道的膀胱腫瘍切除術
膀胱内に特殊な膀胱鏡を入れて内視鏡で確認しながら、
電気メスでがん組織を切除する方法。

再発予防に抗がん剤を注入したそうだ

手術は30分ほどで終わった。
癌は小さく他に転移はなかったから早かったと言われた

手術後、膀胱内に管(カテーテル)が入れられた。

術後、膀胱留置カテーテルが入った。

念のため病理組織の検査をするらしい。

入院

2009年03月16日 | 夫の膀胱癌 糖尿病
夫は午後から入院した

夕方、手術に対する次のような説明があった

膀胱の表面は移行上皮という名前の上皮でおおわれ、
膀胱がんは、この移行上皮ががん化することによって引きおこされる

膀胱がんのタイプには、大きく分けて3つのタイプがあるが
その中で、
膀胱の粘膜にとどまっている表在性の膀胱がんである可能性が高い。

表在性の膀胱がんでは、致命的になることはまれ。
しかし、膀胱内に多発すること、何度も再発する
また、再発を繰り返すうちに、
浸潤性のがんへとがんの性質が変化することがある。
だから
定期的に膀胱内を観察していかなければならない。
数年は2か月毎の定期検査を受けること
場合によっては
1か月半から2ヶ月後に再度削ることもある

癌はいそぎんちゃくのように表面がぶつぶつとなっているかたちをして
膀胱の粘膜にとどまっていることが多く、
周囲に拡がることをしないものです。

手術は下半身麻酔で行い
再発予防目的で抗がん剤を膀胱内に注入する。
副作用はない

削り取った癌は病理検査をする