「葉隠」を口述した山本常朝。殉死を差し止められ出家した時に法号を依頼したのが、湛然和尚。彼は、
「仏道で人は慈悲を求め、武士道で勇気を求める。それを現世で実行しているのが、僧であり武士なのだ。互いに学び合うべきだ」と言った。
湛然和尚の教え
「出家は慈悲を表に、内に勇気を蓄える。武士は勇気を表に、腹に慈悲心を持つ。武士は武器を持ち、敵陣に切り込むことが出来る。出家は迷い出ようとする死人を蹴飛ばし、地獄でもがいている衆生を救うことは、勇気があって初めて出来ること」。
「葉隠」を口述した山本常朝。殉死を差し止められ出家した時に法号を依頼したのが、湛然和尚。彼は、
「仏道で人は慈悲を求め、武士道で勇気を求める。それを現世で実行しているのが、僧であり武士なのだ。互いに学び合うべきだ」と言った。
湛然和尚の教え
「出家は慈悲を表に、内に勇気を蓄える。武士は勇気を表に、腹に慈悲心を持つ。武士は武器を持ち、敵陣に切り込むことが出来る。出家は迷い出ようとする死人を蹴飛ばし、地獄でもがいている衆生を救うことは、勇気があって初めて出来ること」。