徒然なるままに旅

きままな旅と時々グルメ

バガン2日目

2020年01月02日 | ミャンマー
 今日もホテルで電動バイクを借りてオールドバガンを訪ねようと出かけますが、昨日のお百度参りで寺院は食傷気味です。
 オールドバガンの手前から寺院巡りをスタートしますが何か気乗りがしません(笑)





 
 一寺院で4度の礼拝は、邪な僕には荷が重く、本日は中止にして電動バイクで50Km離れたポッパ山に向かうことにしました。
 昨日、1日中、電動バイクに乗ってもこの優れものはバッテリーがなかなか減らないんです。
 ならば50Km往復可能なのではとの甘い期待をして、いざポッパ山へ!


 オールドバガンから踵を返し、ポッパ山にGoogleマップを使って順調にスタート、
バッテリーも減りません。
 
 初めは、マジでポッパ山行けんじゃねって思いましたよ。

 でも、電動バイクのメーターは細かく刻まれているのに10Km位走っても1つも減らない…。
 これって順調なの?
 なんかおかしくない?
 だって、テレ東の出川哲郎の充電させてくださいは、結構な勢いでメーター減ったような…。

 いよいよ中国は日本の技術をこえた?
 いやいや、そんなことはないだろ、まさかメーターとバッテリー残量は無関係なのではと思い始めた矢先、なんとメーターの4分の1が点滅を始めたのである…。

 へっ?これ1個づつメーター減るんじゃないの?4分の1づつって、メーター細かく刻んだ意味ないやん!

 えーっ、まだポッパ山までの道のりの5分の1も走ってもないので、メーターが4分の1減るってことは…。

 どう考えてもアウト!

 潔くポッパ山を諦め、マーケット巡りをします。




マーケット入り口


 う〜ん、これぞアジアのマーケット!
 これこれ!タイやベトナムにはなかったカオス!
 アジアの国々は、かなり発展したためスーパーやデパートが立ち並び、市場もかなりきれいになったため、いまいち面白さがなかったが、さすが発展途上のミャンマー、一味違います。










 カオス!まさにこの言葉がぴったり。
 野菜や果物、食堂、雑貨、衣類など各コーナーに分かれていますが、この雑多さ味わいはまさに古き良きアジア、まるで映画のワンシーン。




















肉屋(解体された鳥、豚、牛を販売)












魚屋コーナー















なまず、コイなどの淡水魚が並ぶ



 裁縫コーナー








 なんと足踏み式のミシン!







 皆さん、弁当持参でご昼食。







 ステンレス製の弁当箱がミャンマーのスタンダード。
 買って帰ろっと。




本日の昼食

 ローカル食堂にてミャンマーカレー



 
 意外に油を使ってるのね。
 お味はエビの塩辛などが入って酷と深みがありチョイ辛。







 引き続きミン・ナン・トゥ村近くの仏塔巡り。
 またまたお百度参りです。







レイミャナー寺院群





 ミン・ナン・トゥ村に入村


 100軒ほどなら集落に600人が生活するバガン遺跡近隣のミン・ナン・トゥ村。
 今でもピーナツやゴマ、綿花な栽培と昔ながらの生活が残るが、最近は村内の案内をするガイドが副業。



 年頃の姉様に呼び止められガイドをしてもらう。


ゴマの茎を家畜の飼料用に裁断




とある住居の台所





硯様の石でタナカを化粧用に擦る



 小さな集落ではあるが、皆様何か悠々自適でゆっくりとした空気のなか楽しそうに
暮されている。
 


 ちなみにミャンマーでは左手の薬指に若い女性が指輪をしていても結婚指輪ではないそうな。
 今日のガイドさんが指輪してたけどお父さんにもらったのだと。
 まだ20歳で結婚してないとな。
 へ〜っ、やっぱり風習って色々違うのね。




本日の夕陽
2019年最後の日の入り)









 今日の夕食はパペットショーのナンダレストラン。
 昨日は満席だったので今日の予約を取り、18時からディナーであるが、なんと最前列の良席をゲット。




 
 良席すぎて見てはいけないものが…。














 ストリーはあるようですが、いかんせんミャンマー語なのでまったくわかりませんか、たぶん悪者が蹴飛ばされて退治されました。





happy new year

 ミャンマーは正月が4月らしくあまり1月1日を祝う習慣はないそうですが、ちょうど年明けにあちこちで花火が上がっていました。






バガン1日目

2020年01月02日 | ミャンマー
 インレー湖を19時45分に出発した夜行バスは、定刻より1時間早く午前4時にバガンに到着しました。
 バガンのターミナルでは客待ちのタクシーと交渉、ニャウンウー市内までは8,000チャットです。
 ホテルも満室のなかチェックアウト済みの部屋なら使っていいとのことでツインの未使用のベッドで朝まで寝ました。夜行バスで到着する旅行者が多いのでホテル側もアーリーチェックインに無料で対応してくれるようです。



 バガンの観光は何と言っても仏塔巡りです。
 ホテルで電動バイクを借り(1日8,000チャット)仏塔巡りスタート!



中国製ながら優れもの



本日の朝食(チキンカレー)


 バガンには3,300もの仏塔があるそうで、名もなき仏塔がバガンのわずか5Km四方の大平原に散在しています。
 今日は、ミィンカバー村周辺の仏塔巡りからスタートします。



ミンカラー・ゼティ

 初めに訪ねたのは、バガン王朝最後の仏塔ミンカラー・ゼティ。
 劣化して現在は仏塔に登ったり入ったりすることはできません。





 
 仏塔は至る所にあり、様々な仏様が祀られています。





 
 ミャンマーの方は敬虔な仏教徒で一心に祈りを捧げます。




マヌーハ寺院


 



 仏塔の形も時代によって様々です。
 こんな仏塔がバガンには所狭しと散在しており、王朝の仏教への畏敬の念がわかります。




スラマニ寺院


 次はオールドバガンの東側の寺院群を巡ります。
 スラマニ寺院はフレスコ画が残っている寺院です。






 


 次はタヤマンヂー寺院。
 地元で有名な神霊スポットとか。






 ちなみに、タヤマンヂー寺院の入り口でバガンの入境料のチェックを受け、25,000チャットを支払いました。
 通常はバスでバガンに入境した際に支払うのですか、あまりに早朝だったためゲートを素通りしたようです(インレー湖はバス乗り換え後にゲート通過時に支払い)。

 確認されたのはこの1回だけですので、払ってない旅行者も多いのではないでしょうか。



 どこの寺院も仏様は正面に大きな仏様がありますが、寺院の4面に仏様が祀られています。
 そうすると、1つの寺院で4回お祈りすることになり、1日で何軒も巡るとお百度参り状態です。
 お賽銭も出来るだけ細かいのを出そうとしますが、すぐになくなるのでちょっとした出費ですが拝観料は無料なのでよしとします。





 さて、本日の締めくくりはバガンの夕景。
 夕陽スポットのニャランパッド・ポンドの丘に行きます。




丘からタマヤンヂー寺院の夕陽


 この時期は曇りが多いようで、夕陽も遠慮がちです。





 
 夕焼けって、実は様々な条件が整わないとオレンジ色や赤色には見えないので、まずまずかなと思います。




ニャウンシエ

2019年12月30日 | ミャンマー
 今日は、ニャウンシエの市内観光をして、また夜行バスでバガンに向かいます。
 五日市に行きたかったのですが二度寝をしてしまい間に合いそうにないということにして、ワイナリーに向かいます。
 ミャンマーのワインが飲みたいだけですが…。


 一応、朝は早起きしたので、近くの麺料理専門店のムセでシャンヌードルを食べます。



 鳥の出汁が効いて坦々麺風であっさりして朝食にはもってこいです。



 朝早起きは三文の徳とばかりお坊さまの托鉢に出会しました。





 何もあげられるものがなくて残念です。




 子供の通園風景もありました。




 親が取り囲んで一部の隙もありません。
 そこまでせんでも…。


 さて、いよいよワイナリーですが、ワイナリーは、ニャウンシエから歩いて1時間ほどかかります。もちろん、自転車も借りれますが、健康のため意地で歩いていきます。



 途中で牛飼いとすれ違います。

 Google mapって、ほんとに便利。
 ホテルの姉さんからは、適当な地図で方向が分かったくらいですが、Google Mapで探せば道に迷いません。
 しかも、タダってすごい。



 1時間ほど歩くと看板がありました。


 
 
 この看板を左に曲がります。
 ここまで来ればと思いましたが、さすがにワイナリー、小高い丘にあるので長い坂道を上ります。








 ワイナリーの門が見えたらもうすぐです。





 ブドウ畑が見えてきます。





 
 ようやく到着です。






 
 ワイナリーからの眺めも最高です。


 ワイナリーでは、5,000チャットで4種のワインが試飲できます。

 この日は、
   ソービニヨンブラン2016
   マスカットの遅摘み2016
   ピノノワール2013
   シラーの2013
でした。
 なかなかにしっかりとしたボディで美味しいワインでした。



 レストランもありましたので
    シャルドネ
    カベルネソービニヨン
    ピノノワール2013
           レッドタウニー
をいただきました。





 手ごろなお値段でご機嫌です。






 お会計は現金のみなので残り3本のシラー2013を2本だけ買い、酔っ払いはトゥクトゥクで帰ります。

 ホテルに帰り昼寝をしてマーケットに行きましたが、なんと4時で閉店になりました。















 まだ時間が早いのでヤダマナウン・パヤーで祈りを捧げます。







 ナイトマーケットに行きますが、さすがに4時過ぎではナイトマーケットも準備中で近くの食堂で夕食にします。







 ナイトマーケットも6時位からお客さんも集まり始めます。





 




 どこも同じ品揃えですが(笑)







 バガン行きのバス(JJバス)は、ニャウンシエのJJバスのチケットセンターまで来てくれました。
 19時発となってますが、タンジーの時刻だそうで19時30分に来るよう言われました。




 バスは大変きれいで車掌さんもいます。

 バスは定刻より1時間も早く4時にバガンに到着しました。



インレー湖

2019年12月30日 | ミャンマー
 ニャウンシエに向かうバスはシャウエンの分岐でインレー湖に行く乗客を下ろします。
 そこから先は、バス会社が手配した車でニャウンシエ市内ならホテルまで無料で送迎してくれました。




送迎用の軽トラ



 ホテルに8時に到着、受付のお姉様からインレー湖ボートツアーのお誘いがありましたので、今からと答えると、何と30分後に出発できるとのことで、無尽の体力でボートツアーに出かけます(ボート1槽貸し切りでインディという寺院込みで2万5千K)。



本日のボート


 ニャウンシエからインレー湖は、運河でつながっておりインレー湖まで20分ほどかかります。







 インレー湖ツアーは、工房と寺院巡りが主で、いきなり3軒連続で工房に連れて行かれました。


 最初は銀細工の工房


吹子で鉱石を燃やして銀を抽出




銀をアクセサリーに加工



 ちなみに銀細工はお値段もかなりしまして、やはりジャパンクオリティからしますと残念ですので買いませんでした。



 お次は織物工房


ハスの茎から繊維を採る



 ハスの茎は繊維質のようで茎に切れ目を入れて引っ張ると白い繊維が出てきます。
2cmごとに切れ目を入れ引っ張るを繰り返し、出てきた繊維を束ねると綿糸のような強い糸ができます。



 糸を織ります。








 ハスの織物は手間隙かかるので360ドルと庶民が買える値段ではありません。




 次はボート工房





 ボートもハンドメイドです。
 木の繋ぎ目には隠し釘、おが屑を含ませた漆を塗るなどして密閉します。








 次はタバコ屋



一家総出でタバコ作りです。






 
 チョコレートリーフやバナナの葉はいい香りがします。





 次は、インレー湖のメインイベントのファウンドゥー・パヤー。




 

 インレー湖にある水上寺院です。
 地元の方もたくさんお参りされてます。






 真ん中に仏像があり、金箔を貼る習慣がありましたが、貼り過ぎて仏像がただの丸い物体になったので、もう貼れなくなり近づくこともできなくなりました。



金箔を貼られ丸くなった仏像





 さて、お昼です。
 インレー湖の水上レストランでインレー湖の魚を食べます。





 魚は白身ですが脂ものっていて、まるで鯛のような味です。
 


 インレー湖は漁も盛んなようであちこちで伝統的な投網漁がされています。





 器用に片足立ちで片方の足で艪をこぎます。







 こちらは観光用です。


写真を撮るとお金を取られます。





 次はインディンに行きます。




 由緒ある古い寺院で参道は、ぼったくりの土産物屋がひしめきます。









 荘厳な雰囲気です。





  細い塔が立ち並んでます。
  墓標のようでもあります。





 次は首長族がマスコットの土産屋ですが、首長族は客が来れば所定の位置にスタンバイします。






 ボートツアーは、半日ほどでインレー湖を満喫できました。



 本日の夕食



 人気店のシンヨーでシャン料理。
 味付けは、日本人にも馴染やすい薄味で
塩胡椒に醤油風味?で辛さは控えめです。









 


ミャンマー

2019年12月28日 | ミャンマー
 なかなかに激動の一年でしたが、無事?に年の瀬を迎え、恒例の正月旅行です。
 今年は、ただいま高度成長真っ只中のミャンマー!
 旅のメインイベントは、バカンの初日の出バルーンフライトですが、
 ヤンゴン → インレー湖 → バカン → マンダレー → ヤンゴン
と周ります。

 今日は、ヤンゴンに到着後に空港近隣のアウンミンガラーバスターミナルからインレー湖に夜行バスで向かいます。

 アウンミンガラーは、空港から4〜5kmにありタクシーになりますが、やはりまだミャンマーはタクシーもスレておらず、良心的な吹っかけ方でネット情報で500円位とあったところ、1万チャット(単位はK、100Kで8円)からの交渉スタートで8,000チャットに直ぐ下がりました。
 う〜ん。この誠実さ大好き(笑)

 アウンミンガラーまでは渋滞もあり、舗装がイマイチな田舎道を20分程ですが、突如として巨大なバスターミナルが登場します。





 まるで一つの街というほどにバスも人も多く、屋台や飲食店が立ち並びます。

 今回は、三列シートのバス(一応、VIPと名付けられる)なので待合室も豪華です。







 受付にお姉様も鎮座されてます。




ミャンマーエキスプレスのVIP待合室





 バスもご立派で幸先も良さそうです。
 では、ご夕食です。
 さて、ミャンマーといえばビールが旨いそうですから、まずは一杯。



 鳥唐とエビチリ ビール3杯で1万K


 町の食堂といった感じですが、何故か皆さん仕事帰りのような方が店にふらりと立ち寄りビールを注文して一杯だけひっかけてお帰りになります。
 もちろん、食事しながら飲む方もいらっしゃいますが、年頃の女性までビール一杯でお帰りになります。

 きっと皆さん、お近くの工場で朝からワイシャツでも縫って憩いの一杯なんでしょうね。

 せっかくですから屋台にも寄ります。



ターミナル内の屋台


 バスターミナルですよここ。




 


 みんな勝手に店を広げており、串焼きとミーゴレンが中心です。





 真ん中にスープを沸かす鍋?があり、その周りに豚肉や豚もつの串が盛られ食べた本数を計算するスタイル。







 串10本とミーゴレンで3000チャットでした。
 お味は、ピーナッツ風味の辛いソースを付けるので皆んな一緒!豚肉のクセもあまりありませんでした。

 
 お腹も満足でバスは19時30分の定刻に出発します。
 
 




 立派なバスですが、エアコンをガンガンかけるので皆んな震えてます。誰一人得しないんですが、エアコンはおもてなしだそうです。

 インレー湖までは12時間かかりますので途中休憩を挟みながら進みます。







 バス移動は当たり前のようでサービスエリアも巨大です。







 インレー湖近くは山道なのでつづら折りの狭い道をバスが連なって進みます。
 到着は、明日7時30分、今日は車中泊です。