徒然なるままに旅

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メーホンソン 首長族を訪ねて

2019年05月05日 | タイ北部
今日は、この旅のメインイベント、メーホンソンのミャンマー国境付近にくらすバトゥ・カレン族を訪ねます。

この部族はミャンマーにルーツがありミャンマー政府から逃れるようにタイ国境を越えて定住した部族でいくつかのグループがありますが、女性は12歳頃から真鍮のコイルを首に巻いて首を伸ばしています。

伸ばした理由は定かではないらしいですが、首が長い方が美しいなのだそうです。


カレン族の集落は、タイ最果てのメーホンソンからさらに国境に向け、車かボートで進まなければなりません。




今日は、メーホンソンの外れからボートで川を下ります。
雨季の前なので川の水は少なく、浅いところは数十センチの深さしかなく慎重に進んで行きます。








ボートで30分程行くとカレン族の集落に到着です。この集落には180人程が生活していますが、集落への入村料とカレン族伝統的な手織りの布地の販売が主な収入になっているようです。




カレン族の集落










住まいは、木や竹、葉っぱなどで造られた簡素なもので高床になっています。









カレン族といえば、やはり長い首ですが12歳くらいから真鍮のコイルを巻いて首を伸ばしますが、60歳くらいでコイルを外すそうです。

だって、このコイルはかなり重く首だけにまくと重心が同じかしくなるので膝下にもコイルを巻いてバランスを取るそうですが、全部で10数kgになるそうで体力的にきついそうです。







年齢とともに首が長くなります。






首伸ばすの止めました…。





鎖骨が下がるとか言われますが、明らかに首伸びてます。





カレン族の女性は、首を伸ばすだけでなく、手織りの布を編んで現金収入を得ます。