魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

昨日の地震の検証というかこじつけ

2021-02-14 16:52:45 | 地震と星読み
例によって石川源晃の
[応用 占星学入門]の地震占星学と前兆占星学(p111~)のところを振り返って読んでいます。

これは前に書いたっけ、
トーマスチェックによる解釈では(p111)
地震発生した瞬間のチャートでは
・MC-IC軸と天王星が合
・MC-IC軸と月、木星、火星、天王星、冥王星のいずれかが合または120度
(誤差15度)
とあるが、


どうですかね。
ICが水瓶15.16度。
木星が水瓶13.03だから合。
水星金星はもっと近いんですが。

てなわけで
IC木星合くらいしか当てはまりませんでした。


それから、
災害マンデン図の読み方として、
春分図に天災地変による財産人命の損失が表示されていなければ
大規模な被害地震の発生はありません
とある。
仮に、夏至図、秋分図、冬至図に地震の表示があったとしても、
その場合は必ず春分図に地震の可能性が表示されている必要がある、
とし、その際には、
ICのサイン
天王星とICのアスペクト
3室後半と4室の天体の影響を見る
とある(p119。多少意訳)


202003201250@東京 春分

ICは天秤(と蠍)
天王星とICは特に絡みなし。
3室にも4室にも天体なし。
但し、
もうこの時点で土星と天王星は直角を作っている。
天王星とASC/DSCも。
財産人命に拘わる2室にも天体なし。8室には水星。

むーん

でも、去年の春分図解析のブログ記事で
地震を謳っている記事は結構あった気がするんだけど。
それは、
金星(銭)と月の直角

土星~山羊座団子のまっただ中ということからか。
この時は火星が山羊座団子の真ん中にいたからね。


202012211902@東京 冬至

木星土星がグレコンで重なってる頃で、DSCと合なので
地震もいやだなあ、とも思いましたが、
天王星に関しては天体との絡みがなかったし
火星MC合が強すぎたのと
月海王星合だったのとで
迷わず、感染爆発だと思いました。


冬至の地図の記事が派手だと書きましたが
OGPイメージ

なにげにすごかった冬至地図 - 魚座による魚座のための取説

忘れないうちに冬至の地図を見ておこう202012211902@東京冬至うーわーこれは…この、東京の東の赤いラインは例の牡羊座火星MC誤差0度...

なにげにすごかった冬至地図 - 魚座による魚座のための取説

 

ハードアスペクトのラインを加えた地図のほうには
ちょうど震源あたりを通るラインがあります。
ただし、天王星ではなく冥王星ライン。
火星MC合ラインと平行に通っています。


でも要素的には
この冥王星ラインは弱くて、
やはり判断は春分図ですることになるんでしょうかね。

春分の地図を見てみると…

202003201250

猪苗代湖~白河~日立方面に抜ける土星のラインがある。
一応、震源には一番近い、強いラインではある。


どこまで見ればいいのかねえ。
日食月食も見ておくべきなんだろうか。
ただ、どうも、こじつけるにしても、あまりに距離が離れていたりすると
それはただの拡張解釈や類推解釈になってしまうのでね。
こじつけ自体が拡張や類推なんだけどさw

石川氏もp123において
トーマスチェックの述べた、月、木星、火星、天王星、冥王星のいずれかの天体が
アスペクトを形成するというのではチャンスが多すぎますから、
このような研究は結果論になるおそれがあります
と述べている。
要は、拡大して考えれば何でもありになってしまい、
「発生する前にその可能性を表示することはできない」
ということですな。


まだまだ余震が続きます。
準備だけはしておきましょう。
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