著者は、Rule36項【まず胸を張る】楽しいから笑うのではなくて、笑うと結果として楽しくなる、
という話を聞いたことがあるだろうか。脳はときどき、行動にひっぱられるのである。
「まず動く」に頼らない、賢いやる気の出し方を探っていくことも大切かも知れない。
Rule36 まず胸を張る
楽しいから笑うのではなくて、笑うと結果として楽しくなる、という話を聞いたことがある
かもしれません。脳はときどき、行動にひっぱられるのです。
たとえば、眠くて仕事ができないというときは、目をパッと見開いて、目が覚めた顔を
してみましょう。すると、不思議と目が覚めます。
そして、鏡でその顔を見るとより効果は上がります。
脳には、自分の体の状態を自分で見て、体の状態を知るという働きがあります。
脳は、頭蓋骨に囲まれていて、五感を通さないと外の様子や自分の体の様子を知ること
ができません。体感や触覚から、そして特に「視覚」から、自分の状態を知るのです。
「自分は元気だよ」「やる気に満ちあふれているよ」ということを、視覚を通して教えてあ
げると、脳はそのように認識します。ある意味、脳を「だます」ことで「すぐやる」を実現する
のです。
風邪をひいて、ずっと寝込んでいるとなかなか治らないけれど、運動をすると治
ったという経験はないでしょうか。
電話のときも嫌になったら笑ってみるといい。笑うのは無理でも笑顔になってみるといい
でしょう。暗い表情になると心は沈むばかりです。
胸をはっているときにネガティブなことは考えにくいのです。
上を向いているときに暗い気持ちにはなりにくい。
何となく何もする気が起きないというネガティブなときは、鏡の前で、まず上を向いたり、
胸をはってみたりするとポジティブになれるかもしれません。
◎動くからやる気が出る、は有効か?
前のページでも述べたように、もちろん胸をはったり、上を向いたりすることでポジティブ
になる、ということはあります。脳はときに行動にひっぱられるからです。
しかし、だからといって「まず動いてみよう」という結論ですべて解決するでしょうか。
やる気や行動力をアップさせる方法として、「まず動くとよい」とよくいわれます。
しかし、その「まず動く」ことすらできない場合もあるでしょう。
「すぐやれない」というのには理由があります。それをまず明らかにしてみることです。
理由を明らかにせず「まず動く」ということでは、それこそ「衝動頼み」になってしまい、
ただ動いているだけで仕事の進まない人にもなりかねません。
「まず動く」に頼らない、賢いやる気の出し方を探っていくことも大切です。
楽しいから笑うのではなくて、笑うと結果として楽しくなる!!
そうだよね、イガ爺さんも、よく若い人に言っていたことが、喜んで働く(喜働)だったよね。
楽しく働く為には、まずは、喜んで働く事なのである。との自論だったのかな?
そうだよね!!難しいと思うかもしれないけど、楽しむが先に来ることはないので、喜んで
事に当たることが先なのであり、気付即行、まずは、身を起こすことなのだよね。イガ爺さん
:耶馬ん婆でした。
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