楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

荘子の言葉・その36

2016-10-21 | 賢者の言葉

和而不唱:和(わ)して唱(と)えず(徳充符)
ーーー自分の主張をあまりしないーーー

何を言われようと『ハイ』と応答する寛容さ

他人の意見を聞く時には、和やかに同調し、自分の主張はほとんどしない。
 もし、自分の考えを述べても、大きい声を出して、強く述べることをしない。

昔、衛の国に、哀駘它(あいたいだ)という、風采の上がらない男がいた。
 何でも、彼と接した人たちは、彼を慕って離れようとしなかった。
誰でも我、あいつはいい男だ。あんな気持ちの良い男はいない、といった。
 たくさんの男たちが彼と友達になりたがった。
娘たちがこの哀駘它を見ると『ほかの男の妻になるより、お妾さんでもいいから、彼と一緒に
いたい』と、数十人の女性たちが両親に泣いてせがむという始末。
 彼は、決して豪壮な家に住んでいるわけではなかった。取り立てて財産があるわけでも
なかったし、権力も、地位も、あまり、世間的に華やかなものは、何一つ持っていなかった。
彼の魅力は、何であったか。
 『和して唱えず』何を言われてもはいはいと答えられた。
なぜ、彼が、その様な態度が取れたのであろうか。
 彼は、すべての人に寛容の好意が持てたからだ。

イガ爺、今日の荘子の言葉は、イガ爺が目指している、自己改革の真骨頂だよね。
 日々元気に、喜んで働く!!(はたが楽になる)事に喜びをとする。だったかな?
                   おいらはまだまだその域までには?・・・・・

耶馬の郷、今日は朝方、雲が覆っていた、午後から雨が降り始めた、今は少し雨も小ぶり、垂れ込めていた
雲も、空高く、色合いも薄めてきた。これから一気に秋へと衣替えをするであろう耶馬の峰を眺めながら!!

あぁ!!、そうだった庭の金木犀の花が咲いたのだよね、二度咲きだね、 善いかほりが漂っている(^^
 
         
                                    15:40分投稿


最新の画像もっと見る

コメントを投稿