楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

心に響く!!名経営者の言葉No.013

2018-05-19 | 先人の知恵に学ぶ

 P HP『心に響く・名経営者の言葉』
       第1章 ビジネスチャンスのつかみ方・No.013
「大きなチャンスが姿を現すときは
    きっと来る。そのとき、
  それを利用できる準備が
      できていなければならない。」
         サム・ウォルトン・ウォルマート創業者(191892


  サム・ウォルトンは、アメリカのオクラホマ州出身。
   農場を営む家に生まれ、1940年にミズーリ大学を卒業したウォルトンは、
  大手総合量販店チェーンに就職。だが一年半後に召集を受け、太平洋戦争に
  従軍することになった。
   やがて除隊したウォルトンは、アーカンソー州ニューポートという田舎町
  に雑貨店を購入し、ベン・フランクリンというチェーン店を開いた。
   じつは、このとき、ウォルトンには「百貨店を一緒に買収して経営しないか」
  という誘いが大学時代のクラスメイトからあった。
   だが、彼の妻は「人口ー万人以上の町には住みたくない」という気持ちだった
  から、その誘いを断ったという。
   人口わずか7000人の町にチェーン店を開くと聞いた周囲の人たちは「無謀だ」
  「経営が成り立つわけがない」と言って止めた。
    しかし、わずか一年半とはいうものの、量販店に勤め、小売りについて学んだ
   から勝算があった。
    そして、彼の目論見どおりに店は大成功をおさめ、ウォルトンは自前の店「ウォ
   ルト1962年には15五店舗を数えるまでになった。
    ウォルトンはベン・フランクリンの経営者に「ディスカウントストアをチェーン
   展開してみてはどうか」と提案した。
      しかし、同社は拒否した。そこでウォルトンは、弟のバドとともに自力で「ウォル
   マート・ディスカウント・シティ(通称ウォルマート)」を開いたのである。
    ウォルマートは大成功をおさめ、シアーズやKマートなどを抜いてアメリカーの小
   売業となり、ウォルトンは『フォーブス』誌に「世界一の金持ち」と認定されるまで
   になった。
   ウォルトンがベン・フランクリンの経営者にディスカウントストアの件を拒否され
   たとき、彼に自力で起業する準備ができていなければ、いまのウォルマートは存在し
   なかったはずだ。

  チャンスはいつ訪れるかわからない
  だからこそ「泥棒を捕らえて縄をなう(事が起こってからあわてて用意をする)」よう
   にならないよう心がける必要がある。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿