著者(佐々木正悟・ささきしょうご)は、Rule51項【先送りを自覚する】で、「先送り」とは
「失敗」だ。ちょっとキツく聞こえるかもしれないが、意図した行動を実行できていないと
いう意味では「失敗」になってしまう。失敗を繰り返さない為にも、失敗は記録しておくべ
きだ。認知心理学から発展した「失敗学」という分野がありるが、そこでも「ミスログ」を記
録しておくことが推奨されている。もちろん、この「失敗」はさほど大きなものではないし、
一度や二度のことだったら、仕事でも生活でも致命的なトラブルにはならない。
しかし、先送りをする、慣習は改善しなくてはならない、その為には、【先送りしたら「記録」
する】事だ、こうした悪い習慣を改善するなら、記録をつけることが有効だ。
なぜなら、先送りは無意識のうちにできるが、記録は無意識のうちにはつけることができな
いからだ。送りしたときすぐに記録しておかないと、先送りした事実なんてすぐ忘れてしまう。
記録だけは残すようにしよう。と言っています。・・・・・・・、本文を紹介しましょう。
Rule51 先送りを自覚する
「先送り」とは「失敗」です。ちょっとキツく聞こえるかもしれませんが、意図した行動を実行
できていないという意味では「失敗」になってしまいます。
失敗は記録しておくべきです。認知心理学から発展した「失敗学」という分野があります
が、そこでも「ミスログ」を記録しておくことが推奨されています。
もちろん、この「失敗」はさほど大きなものではありませんし、一度や二度のことでしたら、
仕事でも生活でも致命的なトラブルにはならないでしょう。
しかし、しばしばテレビで取り上げられる「掃除を一万回先送りしてしまう人」のように、ほ
とんど無意識のうちに先送りを繰り返すようになってしまうと大きな支障が出てしまいます。
「掃除しよう」と思って先送りしたり、「勉強しよう」と思って先送りしたりするのが習慣になっ
てしまっているからです。
しかし、たとえ先送りが習慣化している人であっても、その習慣をやめることはできます。
◎先送りしたら「記録」する
こうした悪い習慣を改善するなら、記録をつけることが有効です。
なぜなら、先送りは無意識のうちにできますが、記録は無意識のうちにはつけることがで
きないからです。
岡田斗司夫さんが『いつまでもデブと思うなよ』(新潮社)という本を書いて一時話題になり
ました。披はその中で、ダイエットしたければ、とにかく食事を全部記録するという方法を勧
めています。これも、同じ原理です。
無意識のうちに食べまくっていては、ダイエットなどできないのです。
記録は無意識ではできないので、記録した食事には、全部自覚的になれます。
自覚的に食べようと思ったものしか食べなければ、ダイエットは成功するのです。
◎クラウドに先送りを記録しよう
今は「クラウド」を利用した便利なサービスがあります。これはありていにいってしまえば、
インターネット上に記録を預けてしまうというサービスなのですが、その中には「行動記録」
を残してくれるサービスがあります。
私自身はTogg1というサービスを使って自分の行動記録を残すようにしています。
いつ、どこにいても記録をつけられて、また見たいときに見られるのがクラウドサービスの
いいところです。
クラウドに「先送りしてしまった」ことを残しておくなど大げさでおかしい、と思われるかもし
れません。でも、先送りというのはいつどこで発生するかわかりません。
先送りしたときすぐに記録しておかないと、先送りした事実なんてすぐ忘れてしまうのです。
もちろん、紙に古いてもかまいませんが、記録だけは残すようにしましょう。
それだけでも先送りが減ることを保証します。・・・・・・・・・・・
クラウド:「cloud=雲」・データを自分のパソコンや携帯電話ではなく、インターネット上に
保存する使い方、サービスのこと。(自宅、会社、ネットカフェ、学校、図書館、外出先など、
さまざまな環境のパソコンや携帯電話(主にスマートフォン)からでもデータを閲覧、編集、
アップロードすることができる。)
イガ爺さん、今夜は耶馬ん婆、なんにも言えねえ!!
:耶馬ん婆でした。
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