仲村屋

まがったヘソで生きていた

🔥

2024-10-28 | 映画とか
華氏451度(映画:1966)を観た。
仲村、まだ生まれてない。
味わい深い映画だった。
原作とは違うエンディングが良い。
これも良い。余韻がある。
古い映画なので特殊効果や、
凝りにこった小道具などはない。
それがいい、なんともいい。
個人的に仲村は、
CG映画に生身の俳優も出てる!
と、感じる映像があまり得意ではない。
視覚に膨大な記号をぶち込まれては、
何を1番見せたいのかと感じたり、
アレコレ精巧にリアルにと作り込んでは、
何かが薄まる。
そういう点で、登場人物たちを
落ち着いて追えたなあと思うのだわ。

モンターグが本にハマっていく姿、
印象的だったし、また、
こんな法律の社会にあって、
処分する本を色々くわしく語る隊長は、
すごく悲しいのかもしれない。
だって、詳しいんだよ本に。
小説も哲学も。
そんな人が本を焼く仕事をしてたんだ。


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2024-10-25 | 劇とか
ヒトハダさんの公演、
[杏仁豆腐のココロ]
第一希望でチケットが取れた🎫

浅草の九劇だ!
楽しみです。
今年の観劇納めはコレかも。





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2024-10-20 | 劇とか
新国立劇場 小劇場へ。
マクドナーのピローマン観劇。
なかなかの、衝撃場。

自分はやっぱりこういう黒さが好きだ。
精神的、内面的なグロ。
そこに見え隠れする個人個人。
アイルランドと思うからなのかどうか、
そのグロテスクさがヒンヤリしている。

舞台と客席のレイアウトがよかった。
何かが舞台上に凝縮していくようだ。
物語を観ていたのかどうか。
人はどうして物語を生むのか。
なぜ求めるのか。
物語とは人にとってなんなのか。

これからゆっくりパンフを読むのだ。



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2024-10-19 | 劇とか
あすはピローマンを観にゆくのである。
マクドナーだ。
アイルランドだ。
絶対に好みの世界である。
仲村は不思議な確信を持つ。

そして。
ヒトハダさんの、杏仁豆腐のココロ。
チケットを取らねばならない。
どんな心なのか。
しろい?
かくばってる?
プルリとしてる?


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2024-10-14 | 劇とか



はるばる多摩センターまで。
本日はリーディング公演[神]。


仲村はシーラッハファンである。
期待高まる公演だ。
橋爪さん、山路さん。
個人的に推している
文学座、そしてヒトハダの、浅野さん。
メンツを知って、誰がどの役かな?
想像するのも楽しかった。
さて、駅のスタバでちょっとなんか飲んで。
ゆくぞ劇場へ。
劇場にインする瞬間ていいよね。


パルテノン多摩ァ〜

シーラッハファン既読組、
いざ、リーディングシアター[神]
参加してきました(という空気)

投票結果259/259
完全に半々。
シーラッハ戯曲の力が俳優の声をもって
ドラマチックな結果を叩きだしました。

俳優陣はみなさん安定。
力のある読みでした。

そしてビーグラー(橋爪功さん)の自然さよ。
リーディングなので確かに読んでいる。
だが、ビーグラーさんだ。
橋爪さんがビーグラーのセリフを読む為に
舞台に出てきているんじゃない。
それは山路さんのゲルトナーもそうだった。

その役をそれとして読む俳優に見えるか、
その役の人物に感じるかの差とは……
仲村は考え続ける。

個人的に大好きな浅野さんは司教。
人間社会が構築してきた価値観、
道徳、倫理面からの話が一通りかわされて
司教の登場なのでムードが変わる。
なんか調子の異なる人が出て来たぞ。
そんな感じが、活字で読んだ時より明らか。

途中ゲルトナーの叫びにも似た主張もあり、
アダムとイブなんて話になった時は
ゲルトナーさんがまたキレるんじゃと
ハラハラした。

戯曲に書かれた言葉が俳優の血肉を通り、
言葉として発せられ、
参加している観客も、心持ちがシーソーの
ように左右される。
論理的、感情的、あらゆる側面から。

シーラッハ先生すごい。ほんと好き。
容赦なくもあり、人間味もあるのだ。
だから、みんなが悩む。

そして、投票を促されたわけだ。
素晴らしいリーディングシアターでした。


クライマックスのゲルトナー山路さんの
「私はもう充分生きた!」
が、生気に満ちあふれたパワーだったのが、
またこれ味わいなんだなぁきっと。
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