横浜に帰ってきてからもう一ヶ月が経ってしまって
いつ帰ろう いつ帰ろうと思案しつつも
どんどん時が経過する。私が何もしなくても
れんちゃんは日々大きくなって 私が何もしない方が
彼にはストレスがかからないから 「明日できることは
今日やるな」という カメハメハ大王みたいな生活で
彼はすくすく育ってる。
最近は「別居婚」というのもあるそうで
私の友人も何人か そういうことをしているようで
それなら私もそうしちゃおうと 心が楽になったけど
エンキョリ は ちょっと淋しい。
けれども今度ばかりは「大人の選択」ということで
彼は彼 で余裕のできない学校生活を どうにか
しっかりやってもらって おかげで教材研究だとか
クラスの子とも向き合う時間があるようで
ほー それはよかったねーと思うけど
なんだか ちょっと 淋しいなー
昔の私だったなら 耐えられなくって即座に
帰っていただろう。向こう見ず で 思い立ったら
即行動で 会いたい!行こう!で済んでいたけど
なんだか今は我慢をしている
我慢というか 時が経つのを待っている
私にしても 子供の世話で精一杯で
未だに自分のご飯全部もつくれないのに
旦那の世話まで できそうになく
帰ってしまえば 彼がいるのは嬉しいけれど
朝から晩まで ひとりぼっちで 家事を全部こなすのは
未だに怖い それほどまでに あの一ヶ月が
トラウマみたいになっていたのか
彼は彼で 一年目で慣れない教師の仕事があって
私は私で 念願の本を出版できて
そのための宣伝をする いい機会ではあるわけで
京都に帰ってしまったならば きっとそんな余裕はなくて
だから今こそ そう思うけど なんだかちょっと淋しいものだ
心はちょっと淋しいけれど 頭は状況を分析してて
うーんまだかなと言っている。 私の身体もちゃんとよくなり
睡眠時間が例え減っても 大丈夫になったなら
れんちゃんと もう少し外出可能になったなら?
今しかできない宣伝を それなりにやり終えたなら
そしたらそれが 帰りどき?
激しい雨が全国的に降り続けてて
新幹線はいつも止まって そんな中
何が起こるかわからない中 乳児を乗せてはいられない。
いつになったらこの季候がちょっとはましになるのだろう?
予定は未定なままが続いて いつまで私はいるのだろう?
帰りたいような 怖くて帰れないような
お母さんも大切だけど お父さんも大切で
とはいえほんの小さな時には お父さんより
おばあちゃんの方が 頼りになったりもするわけで
パパに会えるのはいつかなー
明日帰ってもいいような でもまだまだ延びてくような
いつになったら その日はやってくるのだろう