皇帝・馬子澹(ばしたん)にお茶を持っていた側室・蘇錦児(そきんじ)。馬子澹が爆睡しているのを確認すると、王夙(おうしゅく)から言われた玉璽を、蘇錦児は盗みます。馬子澹が描いた王ケン(おうけん)に、お茶をかける蘇錦児。
目覚めた馬子澹は、お茶をかけられたことに、気付き蘇錦児の元へ急行します。顔を青ざめる蘇錦児は、おそらく玉璽のことを、馬子澹に言われると思ったでしょう。馬子澹が蘇錦児を責めたのは、絵のことでした。今回、最後まで、馬子澹は、玉璽が盗み出されたことに気づいていません。
手に入れた玉璽で、前皇帝の密書を偽造した王藺(おうりん)は、それを、宋懐恩(そうかいおん)に見せます。宋懐恩は「前皇帝は、密書を残してたのですか?」と、驚きます。
王ケンは、蕭キに、馬子澹が、濡れ衣を着せた黒幕だと、明かしそうになります。徐(じょ)女官が、王ケンに「長公主様の命日が近いので、お寺を掃除してきます」と、言って、それを、遮ります。
そして、寺に行った徐女官は、赤子の鳴き声に、気付きます。静(せい)の居場所を知られないためもあり、王藺は、宋懐恩を使い、徐女官を口封じします。王藺としては、それを宋懐恩にやらせたって事にも、意味があるようですが・・・。
蘇錦児が産んだ子は、自分の子で無いと知った馬子澹が、彼女を追い出そうとしたところで、王ケンが現れます。
その後、王ケンの元にやってきた蘇錦児は、死を覚悟していました。王ケンは、赤ん坊を、蘇錦児に返し「地方に家を用意したわ。静かに暮らしなさい。誰にも気づかれないように」と、言って、行かせます。蘇錦児、憎みきれないろくでなし。年齢が、バレます。