快眠

「睡眠」というのは、人が生きる上でとても大切なものですよね。
人ぞれぞれ、気持ち良く眠るためにこだわっている事が色々あることと思います。

スムーズに眠りにつく為には、布団に入った時に体温が徐々に下がっていく状態が良いそうで、そうすると床につく１～２時間前までには風呂に入り、眠る３０分前頃からは部屋の照明もなるべく薄暗くする・・・など、色々上手に眠りに入るためのテクニックはあると思います。
今日は、それはひとまず置いといて・・・。


私が数年ほど前から季節を問わず、１年中眠る時に愛用しているものは、シルク（絹）のタンクトップ（肌着）と、そして腹巻。

この「シルク」という素材が、直接肌にふれる肌着として身につけるには、実に気持ちが良いのです。
一度試してみると、その気持ち良さはきっと病みつきになること請け合いです。
この肌着を、夏でも冬でもパジャマの下に一枚プラスしてみましょう。
「夏なんてただでさえ暑いのに、そんなもん余分に着たら、ますます暑いんじゃないの？」と思われるかもしれませんが、ところがどっこい。
シルクというのは汗を良く吸い、しかも乾きがとても早い、そして保温性も抜群。
とてもとても優れた素材なんですよね。
残念ながらもう夏は終わっちゃいましたが（来年の参考にしてね・笑）、これから季節はどんどん寒い冬に向って行きます。そうすると、この保温性が良いという性能が威力を発揮してくれるわけですね。

しかし良いとは分かっていても、シルクといえば言わずと知れた高級素材。
でも、そんなべらぼうに高いブツを購入する必要は全くないのです。
いまどきは、イオンとかアピタとかダイエーとか、庶民的なスーパーの衣料品売り場でも、１枚1,000円程度でシルクの肌着が置いてあるでしょう（多分）。

どうせパジャマの下に着てしまうのだから、色やデザインなどはそんなに気にしなくてもよろしい。フツーに白とか無地のタンクトップでも十分。
それで毎日気持ちよく寝られるのであれば、安いものだと思います。
その代わりに、パジャマのデザインはどうぞお気に入りのカワユイものを着て寝てくだされ（笑）

シルクというと、どうしてもドライクリーニングというイメージがあるかもしれませんが、いちいち分けて洗うのも面倒なので私は他の洗濯物と一緒に洗濯機でじゃぶじゃぶ洗っちゃってます。それでも全く問題ありません（笑）
毎日着るものなので、家庭でガンガン洗濯できるか否かというのは、結構重要なポイントです。他のものと分けて洗わなきゃいけないというのがネックになって、タンスに眠ったまま・・なんていう服も、結構皆さんお持ちじゃありませんか？（笑）
ただ、「やっぱりシルクの風合いを大切にしたいわ」と言う方は、優しく手洗いする事をお勧めします。

そしてもう一つ私が推奨したいのは「腹巻」。
ここ数年は、冷え性対策などとしても、洋服の下に着てもモコモコしない女性用のお洒落なデザインの腹巻が流行っているようですが、これは大いに結構な事だと思います。
おへそを出してお腹を冷やすファッションは、あれは決してよろしくないでしょう。女性は特に、お腹周りを冷やしちゃいけませんよね。
赤ちゃんを育てるとても大事な臓器が、ここには集中しているわけですから。


そして、安眠の為にも是非この腹巻を活用しましょう。
ちなみに我が家では、家族3人、1年中、必ず毎日腹巻は欠かせません。
夏は寝冷えしないように、また冬は保温の為と季節に関係なく大活躍です。

やはり大切な内臓が詰まっている腹部を冷やさないというのは、健康の為にも大事な事だと思うのです。
そして何よりも、ここが温かいとぐっすりよく眠れるような気がします。

まだまだ他にも、パジャマの素材はガーゼが好きとか、お風呂上りには牛乳を必ず飲むとか、軽くストレッチをしてから寝ると良いよとか、枕はちょと奮発して体に合った良いものを買いましょうとか、夏の寝具は断然麻かガーゼが涼しいとか、冬の敷布団用パッドシーツはブレスサーモが暖かくてお勧めとか、書き足りない事はいっぱいありますが、とりあえず手始めにシルクの肌着あたりから、もしよろしかったらお試しになってみてはいかがでしょう？（笑）



しかし、ぐっすり安心して眠るために大切な事は、何よりもまず、ストレスを溜めずに常に安定した心の状態を保つ・・・という事なんでしょうねぇ。
結局のところ、これが一番の安眠薬なんだろうな。