…というほどエラそうなものではありませんが…。
とりあえず、
Ubuntu Linux
isoイメージのダウンロード
レビュー:Ubuntu試用レポート
少なくても下だけは、使用前に読んでおいてください。
インストール自体はレポートにもあるように簡単です。
VMwareにインストールしましたが、これといって問題はありませんでした。
インストール時は日本語を選択しましたが、途中化けてしまって全部を読むことはできなかったものの、英単語で何を聞かれているのかかろうじてわかりました。
それを乗り越えれば、インストール後は自動的に日本語になるので便利です。
英語(や他の言語)でインストールして、あとから日本語設定にする、ということももちろんできますが、個人的には少々面倒かなぁと思います。
日本語環境は、とりあえず
mozilla-firefox-locale-ja, openoffice.org-help-ja, openoffice.org-l10n-ja
は標準で用意されているので、インストールしてください。
GNOMEは日本語化されていますし、代替東風フォントもインストールされています。
ただし、パッケージが用意されていないので日本語入力はできません。
SCIM-uim-anthyのUbuntu用パッケージを用意したので、お使いください。
せっかくなので、Synapticで説明しましょうか。
・[Computer]-[System Configration]-[Synaptic パッケージマネージャ]でSynapticを起動します
・[設定]-[リポジトリ]をクリックしてください
・[新規]をクリックします
・[URL]には、"http://everybody.good-day.net/~ikuya/ubuntu/4.10"と入力します。
もちろん"(ダブルクォーテーションマーク)は必要ありません。
[ディストリビューション]に"./"と入力し、[セクション]は空欄にします。
そして、[OK]をクリックしてください。
・メニューの[Reload]をクリックしてください。
・[パッケージ]の
anthy, scim, scim-config-gconf, scim-config-socket, scim-frontend-socket, scim-gtk2-immodule, scim-server-socket, scim-tables-ja, scim-uim, uim
にチェックを入れてください。
依存性の関係で入れる必要のあるものは、全部入れてください。
・メニューの[適用]をクリックしてください。
・ダウンロードとインストールが始まります。
インストールが終わったらウィンドウを閉じてください。
・.xsessionを書く必要があります。
~/.xsession(デフォルトではないので、新規作成になると思います)に、
#!/bin/sh
export LANG=ja_JP.eucJP
PATH=$HOME/bin:$PATH
export G_BROKEN_FILENAMES="@locale"
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE=scim
scim -d&
if [ -x "$WINDOW_MANAGER" ]; then
realstartup=$WINDOW_MANAGER
elif [ -x /usr/bin/x-session-manager ]; then
realstartup=x-session-manager
elif [ -x /usr/bin/x-window-manager ]; then
realstartup=x-window-manager
elif [ -x /usr/bin/x-terminal-emulator ]; then
realstartup=x-terminal-emulator
fi
exec $realstartup
までをコピー&ペーストして、保存してから(って当然ですが)ログインし直せばSCIMが使えるようになると思います。
ついでにSylpheed-gtk2とlvのパッケージも用意しておいたので、必要に応じてお使いください。
基本的にソースはsidから取ってきてますが、一部手元にある最新のものを使用しています。
uimに関しては、2つばかしパッチを当てています。
scimのソースは http://people.debian.org/~osamu/package からいただきました。ありがとうございます。
制限事項:
・Sylpheed-gtk2のバージョン名に"ubuntu"を入れ忘れています
・uim-cannaは無効になっています(Cannaの依存性解決が困難のため)
・Sylpheed-gtk2はGNOMEのメニューに正しく出てきません。ご自分でリンクを作成するか、コマンドラインから起動してください
まぁ一発ネタなので、今後のサポートとかはあまり期待しないでくださいf(^-^;
引き継ぎたい方は、どうぞ引き継いでください。別に許可をとる必要はないです。
個人的には、ファーストリリースだからまだまだな点が多いものの、結構気に入りました。
バージョンがあがってこなれてくれば、けっこういい線行くと思います。
6ヶ月ごとにリリースというのもうれしいですね。
ではでは、お楽しみください。
…しかし、日曜日に何してるんでしょうなぁ…我ながら。。
追記:
5.04(hoary)で使いたい方は、
Ubuntu/Kubuntu で日本語環境を使用する@hoaryをご覧ください。