宮内庁は、2月3日から9日の天皇皇后両陛下や皇族方のご予定を発表した。
天皇陛下は6日、東京国立博物館を訪問され、開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」を鑑賞される。
また、7日に、御所でザンビア大統領と会見される。
その他、天皇陛下は、毎週火曜日と金曜日に、内閣からの上奏書類に署名や押印などを行う国事行為としての執務を行なわれている。
秋篠宮同妃両殿下は、6日、経団連会館で行われる「第70回青少年読書感想文全国コンクール」表彰式及びパーティーに出席される。
高円宮妃殿下と承子女王殿下は、5日、東京ドームシティ・プリズムホールで開催される「世界らん展2025―花と緑の祭典―」を内覧される。




世界らん展(昨年)=筆者撮影
大覚寺は、真言宗大覚寺派の本山で、正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれている。平安時代初期に嵯峨天皇が離宮・嵯峨院を造営し、大覚寺が開創された。
また、弘法大師空海のすすめにより、嵯峨天皇が疫病退散を願って浄書された般若心経が勅封として泰安されて以来、般若心経写経の根本道場としても知られ、後光厳天皇、後花園天皇、後奈良天皇、正親町天皇、光格天皇も写経を奉納している。
令和8年に開創1150年を迎えるのに先立ち、現在、東京国立博物館で寺宝を展示する特別展が開催されている。
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