技術:横山です。
先週金曜日に公開されたばかりの映画「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」を観てきました。
G.I.ジョーと言えば1960年代からアメリカで発売されている男児向け可動フィギュアで今迄にもテレビアニメになったり、それを基にした実写映画が2本作られたりと人気のある作品で、今回は2013年以来久々となる実写映画第3作目ですが、前2作とは設定を一新しておりスネークアイズとそのライバル、ストームシャドー以外共通したキャラは誰も居ません。(その二人にしても演者も設定も違う)
又、前2作がハイテクガジェットを駆使した特殊部隊VS悪の秘密組織の戦いでしたが、今回はスネークアイズとストームシャドーを鍛え上げた忍者集団「嵐影」と嵐影を追放された後継者が組織したヤクザの戦いがメインで、ハリウッドらしいトンデモニッポンで繰り広げられるジャパニーズニンジャとヤクザの方々のオモシロバトルが堪能できます。
一応日本でロケはしたようなのですが、忍者はなぜかお城(多分姫路城、江戸時代の様な城下町も完備)に住んでいて、ヤクザの武器は日本刀、冒頭トラックに乗って逃走しようとする主人公にまるで黒ひげ危機一髪の如く刀を刺してくる(日本刀で車の外装を貫くのは難しいと思うが)等など、この描写は「ウルヴァリンSAMURAI」を彷彿とさせます。
最近では珍しいトンデモニッポンだけでもそこそこ楽しめるので興味のある方は是非ご覧ください。