のりのりの新ブログ

人間生活におけるしくみの有り様や楽しい体験を気ままにつづるブログです。

土壁のLAN配線

2008-07-19 11:40:02 | インポート
 最近の家屋は土壁が減ってきており壁内の配線はし易くなっている。しかし、湿気や耐震を
考慮し自然が見直され土壁の場合もあるのでLAN配線においては特別な配慮が必要になる。

電気配線は建築中、仮に釘が刺さって漏電していてもチェッカーにて容易に判別できるので
露出でも構わない。
しかし、LANケーブルは電話線と同じように信号線であり内部の配線を守る為にCD管等に
より保護するとよい。

柱の太さにもよるが4寸柱(約120ミリ)の場合、貫板を15ミリとすると荒壁の厚さは
片側約40ミリ程度の為LANケーブル配管は壁内に埋め込む必要がある。
つまり、工事のタイミングとして、竹と紐によるえつり完了後、荒壁塗り前のわずかの間に配管
をしておく必要がある。よって日程計画と実施状況は良く掴んでおくようにする。

配管の曲がり部分は梁等へしっかり止めておかないと、ケーブルを通す際に配管が引っ張
られ急角度になって線が通りにくくなるので3点で止めると良い。
配線は天井,床,壁が出来上がってきた頃に通すので人の手は届かず、配管の見直しや
やり直しはできないから特に注意を要する。

LANの高速化によってUTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブル,モジュラージャック,
HUB等は進化しており、ギガ対応の工事が進んでいる。今後のケーブル張替えも考慮に入れて
おく必要がある。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。