のりのりの新ブログ

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現代も生きる建築部材

2008-07-22 21:15:45 | インポート
 人や環境にやさしい家作りが流行っている。これは現代の高度な技術だけ
でなく古来からの技術が見直され、これらは調和して成立っているのだろう。

現代の高度な建築資材はたくさんある。たとえば雨水を通さず風を通す
シートは屋根や壁の下地材として重宝されている。結果、垂木や野地板を
必要としない高気密で工事短縮のできる資材と言えよう。
そして、柱・梁の接合部を強化する部材も現代では金物がいくつかあるが、
昔の技法の中にも優れたものはある。たとえば、方杖や込み栓である。

釘を使わずに接合を強化し耐震や木の伸縮に適った物と言えよう。
  方 杖‥柱から梁を支える斜め部材。
  込み栓‥通しほぞなどを固める場合に、柱とほぞをつらぬいて通す栓。

昔の技法の良い所は特に京都・奈良の建造物や古民家,城などが参考に
なる。
 例) 桂離宮‥「日本建築の世界的奇跡」と絶賛された建築物。
        見学申し込みは管理している宮内庁へ。
    法隆寺‥世界最古の木造建築

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