「アメリカでは、死んだ金魚をトイレに流すんだって」。米国でナースプラクティショナーとして働く緒方さやか氏が、親の転勤で14歳で渡米した際、母親にこう言われてびっくりしたそうです。その後、米国人の暮らし方をみると、残飯をはじめいろいろなモノをトイレに流すことが分かりました。
医療現場でも、「使わなかった薬は必ずトイレに流すように」と患者に指導するだけでなく、不要になった薬や期限の過ぎたサンプル薬などもトイレに廃棄。なんと、毎年約1億1000kgの薬剤が下水に流されているようです。
薬剤が自然界や人体に及ぼす影響を懸念して、ようやく昨年10月、米政府が「不要な薬をトイレに流さないように」と通達、安全な薬処理に動き出しました。
緒方氏は 「一人の医療従事者として、そして、上下水道を使う一人の市民として、気になるところである」と今後の動向に注目しています。 "
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