こちらに パンに使う最近話題のトランス脂肪酸と油脂類のことを書いたページがあります。ファットゼロなど製品名から何か危険なモノは無いような印象を与えるものもあるようで、原料の良し悪しを見極めるにしても難しい商品が多く出回っている感じですね。例えばこちらのミックス粉の原材料に乳化剤があったり、配合例にショートニングが使われていたりと、使う基本原料は良いとして、それを扱いやすく仕上げる様々な工夫に危険が潜んでいます。
実際には、ミックス粉など粉体にした簡便な原材料はあまり安全ではないと考えた方がよい。おいしい=安全、とは違う。簡単にできるようにすればするほど酸化防止らの対処が大きくなります。普段、そういった物質の少ないパンを食べる習慣の自分が、人からおいしいよ、ともらって食べるパンは、必ず後で何かしら具合が悪くなる。後が大変なのです。自分の身体に馴染まないものを早く取り除こうと反応し始めるようです。世界一周をするツアー客が、途中立ち寄った港で仕入れた飲料水や食材を食べて食中毒や下痢を起こす状況にも似てる。
先日、夕食寸前にもらったフライド・チキンの一本の半分だけ食べました。表面にべと付き感もなくサラっとした状態ですから、トランス脂肪酸系の油脂など使用してる様子。案の定、お酒を飲んだ夜みたいに2時頃動悸を感じて目を覚ます。こういったモノは消化に大量の酸素が要求されるんですよね。親指一個くらいのチキンでこうですから、日常こうしたモノを大食いできる人はよほど身体が丈夫なのか、うらやましい限りです。
ホームベーカリーも地ビールパンのように、パン生地を1,2日分に分けて自然発酵させたものを使って、最後にホームベーカリーで焼く、といった手間暇を掛けると、体にも安心できるパンができると思います。 5/20
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