「お母さんはお出かけしてたんですよぅ。ちぃは茶色い猫がいるからお庭にも出られないですよぅ!」
珍しくイカ耳のちぃです。
1カ月ほど前のイベントです。
出雲と松江の古墳8つを巡るイベントがありましたv 御墳印巡り。
そりゃもう、行きますとも!!!(鼻息)
開始前に到着したのは出雲市駅東にある大念寺古墳。
9時からでしたが、もうちらほら人がきてます。
石室にも入れます
石棺の大きさは日本一!綺麗な切り口。
前室にも組み合わせ式の石棺があったそうです
入口から見て奥にも石棺。
全長92mの前方後円墳で、お寺の本堂と比べて大きさがわかりますね
お次は上塩冶築山古墳。45mの円墳です。副葬品が見事で、今は道路になってますが、周りにも円墳がいくつもありました。
中は切り石組が見事!
こちらも巨大な家形石棺
次に上塩冶地蔵山古墳。民家の裏にあって、ちょっとわかりにくいかも?
墳丘は失われていて、どんな形の古墳だったかはわかりません。
むき出しの石室に入ると奥に石棺を利用してお地蔵さまが祀られています
今回、出雲エリアでイベントに含まれた古墳はこの3つ。松江に急ぎます。
途中で出雲弥生の森博物館にも寄りましたv
ここの目の前には弥生時代の四隅突出型墳墓があります。古墳ではないですけど、すごく面白いですよ~
松江について、ガイダンス山代の郷に車を停めて。
まずは大庭鶏塚古墳です。
作り出しが2か所にあって、不思議な形をした方墳です(ちょっと菱形でもある)45mサイズなので、石舞台古墳より一回り小さいくらい?
二段に築かれていて、戦時中に削られて畑になってたという場所からの、茶臼山
歩いて住宅街の中の難しい入口を探して(ほんとに民家の隙間というか、それ、入ってえぇの?!的な入り方をします)
山代方墳。こちらも45mサイズに、濠があります
激狭な入口(盗掘穴)から中を覗けるようにしてくれてましたv 感謝です。
盗掘穴から中を
前室に石の組み合わせがないので、一枚岩の石棺型石室。この石棺型石室は出雲地方独特なので、関西の古墳を見慣れた私にはびっくりなんですよねー
次に山代二子塚古墳。
こちらも濠があります
日本で初めて前方後方墳と呼ばれた古墳です。
全長94m
岩屋後古墳。石室がむき出しで、道路からもよく見えます
この、上が屋根みたいになってるのが石棺型石室の特徴
中もしっかり綺麗にくりぬかれて
でもねー、埋めるのになんでここまで屋根にしたのか、不思議です。
最後は八雲たつ風土記の丘展示学習館にある岡田山1号墳。
ここで御墳印コンプリート!
古墳の中はけっこうぎゅうぎゅう
手前に仕切り、奥に家形石棺入口狭!
天井も上が狭いし、ここに金象嵌で額田部臣と入った刀や馬具なんかが納められていたんですよね。ぎちぎちやん。
大変楽しかったので、是非また企画して欲しいです!!!
学習館によって埴輪見て帰ります。
弥生時代の鎧。
力士の埴輪の足首
ここには私の押し・見返り鹿の埴輪がありますv めちゃ可愛いvv