□2015年7月の事件当時の状況
マレーグマ、ウッチー虐待死事件の真相を究明する為に事件が起きた当時の状況や環境について大まかに書いてみよう。
・国内最高齢のウッチー(30歳以上)はハッピィ(8歳)を借り入れた2009年以降ずっと雌同士仲良く二頭で同居
・ウメキチ(5歳)はハッピィの繁殖候補として借り入れた2011年から一頭で飼育
・繁殖が成功すれば雄雌それぞれの部屋に加えて母子の育児部屋が必要になるのだが、2012年12月に完成したわくわくアジアゾーン熱帯雨林館のマレーグマ舎の部屋数は変わらず二部屋だけだった。
・雄雌それぞれの部屋に分かれて飼育し、屋内と屋外の二つの展示スペースにおいて交替で展示されていた。
・ウッチーはマレーグマの平均寿命と言われる24-5歳をとうに越えていたが、若々しく元気で穏やかに過ごしていた。人なつこい、青い目の器量の良いマレーグマであった。
・国内最高齢であるにもかかわらずウッチーは前年秋の恒例である「どうぶつ敬老の日」にご馳走でお祝いもされないどころか、なぜだかその「おすそ分け」さえももらえなかったことからお荷物扱いを受けていた可能性が大きい
・ウメキチの性成熟のこともあり、赤字解消策の一つとして2015年春、飼育展示課内会議で集客力の大きい子熊の繁殖を決定
マレーグマ、ウッチー虐待死事件の真相を究明する為に事件が起きた当時の状況や環境について大まかに書いてみよう。
・国内最高齢のウッチー(30歳以上)はハッピィ(8歳)を借り入れた2009年以降ずっと雌同士仲良く二頭で同居
・ウメキチ(5歳)はハッピィの繁殖候補として借り入れた2011年から一頭で飼育
・繁殖が成功すれば雄雌それぞれの部屋に加えて母子の育児部屋が必要になるのだが、2012年12月に完成したわくわくアジアゾーン熱帯雨林館のマレーグマ舎の部屋数は変わらず二部屋だけだった。
・雄雌それぞれの部屋に分かれて飼育し、屋内と屋外の二つの展示スペースにおいて交替で展示されていた。
・ウッチーはマレーグマの平均寿命と言われる24-5歳をとうに越えていたが、若々しく元気で穏やかに過ごしていた。人なつこい、青い目の器量の良いマレーグマであった。
・国内最高齢であるにもかかわらずウッチーは前年秋の恒例である「どうぶつ敬老の日」にご馳走でお祝いもされないどころか、なぜだかその「おすそ分け」さえももらえなかったことからお荷物扱いを受けていた可能性が大きい
・ウメキチの性成熟のこともあり、赤字解消策の一つとして2015年春、飼育展示課内会議で集客力の大きい子熊の繁殖を決定