命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

円山動物園マレーグマ虐待死亡事件/脱走シマウマ水死事件/動物虐殺事件/宮古馬放置死事件/上げ馬神事

改善状況報告と職員の処分

2015年09月30日 22時38分29秒 | 事件
円山動物園が改善状況を報告
09月30日 21時03分 NHK北 海道 NEWS WEB
保健所から動物の管理体制の不備を指摘された札幌市の円山動物園は、飼育体制の改善状況をとりまとめ30日保健所に報告書を提出しました。
円山動物園は動物の管理体制について先月、札幌市保健所の動物管理センターから不備を指摘されたことを受けて体制の見直しを行いました。
30日は田中俊成園長が札幌市役所を訪れ、保健所の担当者に報告書を提出しました。
報告書には、動物の繁殖や移動には詳細な計画をたてることや、ミーティングの時間を増やして職員の情報共有を強化したことなどが盛り込まれています。
一方、札幌市は「勧告を受けるまで組織管理体制の改善を怠っていた」として田中園長を1か月間1割の減給、飼育展示課長を戒告などとする処分を発表しました。
また30日は円山動物園の運営に市民の意見を反映させる会議が開かれ、全国の動物園の運営方法を調査し、外部の有識者に意見を聞くなどして、円山動物園の運営について年内に提言を行うことを申し合わせました。

ニュース映像付き↓(そのうちリンク切れます)
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150930/5288841.html

待ちに待った処分が発表された。懲戒処分されたのは4人の虐待職員のうちトップ2のみだった。田中園長が一ヶ月1割の減給処分、S飼育展示課長(獣医師)が戒告処分と二人の経歴に×が付いた。C展示1係長(獣医師)は訓告のみで10月1日にどこかの保健所に転勤となる。犬や猫の殺処分が主な仕事になるのだろう。一般職の二人が局長より口頭厳重注意。ウッチーを見殺しにしたS飼育員と暴言を吐いたM飼育員だろうと思う。環境局局長も文書厳重注意という。

園長は事務屋出身なので、同居計画に参画した可能性が低いが、園のトップとしてGOサインを出したことでの責任が問われた形だ。首謀者として副園長とも呼ばれているS飼育展示課長も懲戒処分は当然だと思う。だけど、大型動物の診察が不得意と噂されているが担当の獣医で、同居の度に大きく傷つき、肋骨骨折や、致命傷を負ったウッチーを見殺しにしたC展示1係長と二頭を引き離さなかった担当のS飼育員は注意をされるだけ。何ということだ。肝心な実行犯とも言える二人が無キズとは…。処分しやすい人たちだけを処分した感はぬぐえない。本当にがっかりなジャッジ力だ。

追記:客は口出すな!と暴言を吐いた飼育員がわかったので追記した。なぜトップのみの処分なのか?それは事故報告書に体制の不備を主な原因として報告したので、それならトップの責任だよねってことになったらしい。墓穴を掘った形だが、虐待の首謀者と実行犯はまだほかにもいるので中途半端な感じはぬぐえないままだ。

円山動物園は改善策としてこれから園内の設備を50ヶ所も手直しし、ウッチーの動画を見てもいない慣れ合いメンバーで構成する市民動物園会議を開いても、動物をいたわる気持ちや真の反省がないなら意味のないことだ。真の反省とは真実をごまかさずに話すことから始まるのだと思う。


札幌市職員の懲戒処分等について
https://www.city.sapporo.jp/somu/chokai/documents/shobunjia
(10月2日現在リンク先が変わりファイルが行方不明になってしまった。ページの移動先もわからない。なぜこういうことをするのだろうか?)(見つけたので再リンクはります。)
https://www.city.sapporo.jp/somu/chokai/documents/shobunjian270930.pdf

公務員の懲戒処分の種類…免職、停職、減給、戒告
その他の軽い処分…訓告、 厳重注意、 口頭注意など

【円山動物園組織図】
環境局局長
    園長(田中部長)
     経営管理課長
      経営係長
      管理係長
      調整担当係長
     副園長S飼育展示課長(獣医師)
      C飼育展示1係長(獣医師)…S飼育員 M飼育員?T獣医師?
      飼育展示2係長
      教育展示繁殖調整担当係長

秋元札幌市長への抗議メールフォームはこちら↓
https://www.city.sapporo.jp/city/mayor/mail/koe.html


札幌・円山動物園、施設50カ所改修へ 改善結果の概要判明

09/30 06:20 北海道新聞 どうしんウェブ
 飼育する動物の急死が相次いだ札幌市円山動物園が、同市動物管理センターに対して30日に報告する飼育管理体制の改善結果の概要が分かった。獣医師の1人増員、「市民動物園会議」での組織見直しの検討のほか、園内の施設約50カ所の改修などを盛り込む。

 施設を点検した結果、動物や来園者がけがをする恐れがあることなどが判明。改修が必要な約50カ所のうち、約20カ所が10月下旬に部分開業する新施設「アフリカゾーン」に集中していた。このうちキリン舎では、首などが引っかかる位置にロープがあった。このほかの施設でも、計約30カ所で改修が必要と分かった。

 市民動物園会議は公募の市民や有識者らで構成。3人から4人へ増員する獣医師について、現在は他部署への異動があるが、動物園専従とするかなどが検討課題としている。

 同会議とは別に、旭山動物園(旭川市)の小菅正夫前園長から継続的に助言を受けることとし、環境局にポストを新設する。




専門職員の育成検討 札幌・円山動物園市民会議、年内に提言

09/30 16:00、09/30 16:48 更新 北海道新聞どうしんウェブ
 札幌市円山動物園でマレーグマなど飼育動物が死ぬトラブルが相次いだことを受け、公募市民や有識者ら10人でつくる市の付属機関「市民動物園会議」が30日、同園で開かれた。今後、飼育の専門知識を持つ職員の育成や年間3日間しかない休園日などのあり方を検討し、年内に市への提言をまとめることを決めた。

 会議では、市が、市動物管理センターから8月下旬に飼育管理の改善や職員教育の必要性を勧告された経緯を説明し、獣医師の増員や施設の緊急点検などを盛り込んだ改善計画を同センターに提出したことを報告。三井雅勝経営管理課長が「中期的な課題である組織強化や開園時間のあり方などを検討していただきたい」と要請した。


いまだに園長は「事故」という言葉を使っていること自体反省の色なしだ。
少しでも故意があれば決して「事故」なんかじゃない。
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