マダニについて調べたことを書きます。
マダニとは身近に潜む危険生物です。
名前のとおりダニの一種ではあるのですが、見た目はむしろ蜘蛛に近く、サイズも肉眼で視認できるほどの大きさです。
そして、その危険性としては、多くの事柄があげられます。
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公園などで散歩中は注意
まず、マダニは草むらや茂みといった、どこにでもある場所の中に住み着いています。
動物が草などに触れると、そのまま乗り移り、血を吸い始めるのです。
そうすると、たった2mm程度だったマダニは、吸った血により1cmにまで膨れ上がります。
その際に、ノコギリ状になっている歯で食いつき、さらにセメントのような唾液で、しっかりと体を固定してしまいます。
こうなると、剥がすのは極めて困難になります。
とくに飼い犬には、厳重な警戒を怠るべきではありません。
散歩コースには決まって、草花が生い茂っているものですし、犬の体は、ちょうど葉が触れる高さにあります。
そのため、しっかりとしたマダニ対策をとることが大切です。
マダニを発見したら
ペットの身体にマダニが付いていても、強引に引き剥がそうとすると、マダニの牙や体の一部が残ってしまい、それが、恐ろしい感染症の原因となるのです。
マダニが所有している病原菌の中には、致死率が高いものも存在します。
嘔吐や下痢、発熱などを繰り返し、大の大人であっても、たちまち衰弱させてしまうのです。
死に至らないまでも、長期間にわたって入院するケースもあり、実に厄介な存在といえます。
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