市川稔の米(マイ)情報

供給過多になると・・・

8月も終わりに近づき

早場では刈り取り始まり

新米も出始めました

関東では千葉が早いのですが、昨年同時期より1俵(玄米60㎏)あたり1400円~1900円も安値で成約したとか

値下げは5年ぶりくらいだろうか?

しかし、新米を店頭に並べても売れ行き極端に悪いそうだ

例年の半分くらいとか

なぜか?

昨年の米をたくさん在庫抱え困り切った米卸が赤字で安値を提示

そういう白米をスーパーなどが仕入販売

ある大手卸が特値で出し、大手スーパーが乗り換えたという情報も


それもこれも


供給過剰、供給過多


が、原因です


モノの値段というのは例外除き需要と供給の関係で決まる


穀物などは数パーセントの違いで大きく変わります

3%不足、3%余る

これでまったく変わります


供給過多で始まる新米商戦


これは全体の話し


個々の経営戦略、経営方針は別です


9月16日にリモートでの講演会開催

商経アドバイス


そこでなにを話すか?


ただいま研究中


毎年状況が変わる世界

だから昨年のやり方は今年は通用しない

そこが難しさであり面白さでもある

変えることと変えないこと


打つ手は無限です








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コメント一覧

市川 稔
需給
国内のコメというところでは。
政府備蓄は上限の100万トン近くで推移。
コメの国内市場はせいぜい2兆円。そこに毎年6千億円くらい税金投入している。
食料安全保障ということでは良いのかもしれませんが、生産の方ばかり向いていて出口の方向いていない。消費量減少が加速している。主食用減らし、交付金付けて加工用などの米にまわしている。もちろん、コロナが無く、オリンピックも開催していればここまで消費減ることはなかった。 中国の食糧事情が危機を迎えると情勢は一気に変わる可能性ありますね。
栃の実
安全保障
もし今年無事に東京オリンピックが開催されていたとしても供給は過剰だったのでしょうか?
昨年の内に農水省に令和元年米穀年度の需要情報の内訳を確認したところ、その内訳にオリンピック需要は算入されていないとの回答を頂きました。

さらに昨今の世界情勢がなにやらキナ臭くなって参りました。
国の役割として食料安全保障の重要性は高まってきていると思われます。安全保障の部分は平時においては無駄になる事が基本ですので、この部分は一般の市場とは切り離して考慮されるべきでしょう。
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