市川稔の米(マイ)情報

年金問題

年金問題が再度火を噴いた。

ちょいと違う角度から考えてみたい。

厚労省が年金支給開始年齢引き上げを前倒しするかもとマスコミにリークしたためだ。

年金といっても、厚生年金と国民年金ではまったく違う。

農業者年金、公務員年金もある。

国民年金など40年満額支払っても月数万円なので生活できない。

前にこのブログでも生活保護のこと取り上げたが、年金もらうより生活保護の方がたくさん入り、保険料も医療費もかからないということが分かればそちらに流れる。

誰が考えたって、もらう人が増え、払う人が減る逆三角形になれば破たんすることは明確。

すぐに破たんしないが必ず破たんする。

給付を減らすか負担を増やすしかない。

国民年金などは4割以上も払っていないのだから制度そのものが壊れている。


担当の厚労省はどうなるかわかっている。


政治家はほんとうのことを言うと選挙にならないので問題先送りばかり。


政権奪取した民主党などは、年金一本化して基礎は誰でも月7万円などと言っていた。

ほんとうのことを言わねばならない。


現状は低負担であること。

人口ピラミッドは嘘つかない。
このままなら破たんすること。

厚生年金は企業に保険料の半分負担させている。

個人の年金なのになぜ会社が負担するのか。

会社は実質的に人件費とみている。

税金と同じ。


個人の自由とすれば将来荒廃した社会が待っている。

職のない若者。

アメリカは若年層の失業率が異常に高い。

世界最大の富める国であるが、富みの4割を1%の超富裕層が持つといわれ格差社会だとデモがおきている。

それから比べれば日本なんて。


違う観点では、アメリカも日本も世界の超富裕層。



世界経済のネタ帳

ここから世界経済の実態がみえてきます。


日本はアメリカ型の弱肉強食ではなく、

国民全体で支え合うという方が向いている。


北欧の人口少ない国はそうしている。


今の日本は、

低負担、中福祉。

高福祉、高負担は無理だろう。

中福祉、中負担だろう。


保険方式は破たんしている。


税方式に切り替えないと。


それには、税金で食べている人の無駄を省くのが前提だが、同時進行しなければいつまでも改革は進まない。

国民は福祉のための大幅増税を覚悟しなければならない。


これは自民党が言わねばならないだろうな。

現状みているとこれもかなり無理っぽい。

結論は、

破たんは目に見えているので、50歳以下は老後は自分で設計しなければならない。

自分に税金を課して蓄えるしかないということだ。

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