ふるさと納税の矛盾、影響

ふるさと納税、影響大きくなりすぎた。

本来の趣旨とはまったくかけ離れている。

ふるさとでもなく、縁もゆかりもない自治体に。


第一位の都城市の担当が言っている。

４２億あつめたとか。

返礼品は、焼酎（日本一の焼酎メーカーがある）と牛肉が人気。


返礼品狙いだけでふるさと納税を利用している。


小生はこれを「官製マーケット」と呼んでいる。


小さいうちは笑って見過ごせるが、ここまで大きくなると民間の市場に大きな影響を与えているので見過ごせない。


コメは特に人気があり。


１万円の寄付で米２０kgとか、もうめちゃめちゃ。

実質負担は２千円だからね。


ランキング


2015年、農水省で全国の自治体に聞いたところ。

米はおよそ15,000トン、東北だけで5,000トンとか。

これでも大きな数字ですが、2016年はとんでもないことになっているらしく・・・



なんと、


２０数万トンに達するとか！



もう、めちゃめちゃですね。



民業圧迫のなにものでもない。



東京、神奈川、大阪とか大都市の税収が減り。


世田谷区では区民税16億円減収。

保育園5つぶん！


ブルームバーグ




ふるさと納税、これは行き過ぎです。


やりすぎです。



地方の特産品を通販で販売しているところなど大打撃。


お米の通販にも大きな影響が出ています。


まじめにコツコツやっている会社が大打撃。



こりゃ、黙っていられない。


行動を起こさないといけません。