市川稔の米(マイ)情報

停滞する日本経済と発展する企業

日本経済(国内)は停滞している。

およそ、成長路線とは言い難い。


生活保護世帯は増えるばかり。

農業者への戸別所得補償なども税金(国の借金)をばら撒いている。


高齢化が進むということは年金などもらう側が増えるわけで納税者が減る。

少子化というのは人口構造の将来をはっきり表している。


国内経済を盛り立てて行く、成長路線に舵を切るというのは現実問題としてかなり難しい。


経済というのは国家が行うものではない。

国は制度や法律でルールを作り、あくまでそれを支援するに過ぎない。


経済活動というものは企業や民間人が行うものであります。


いつかこのブログでも書きましたが、これから10年、20年後には日本の一部の大企業ではありますが、大発展をしているだろうと予測します。


Softbank社がアメリカの携帯電話会社買収を正式に発表した。

Softbank社が投じる資金は201億ドルに達する。

1ドル78円として1兆5600億円。


仮に、仮にですよ、

1ドル100円なら2兆100億円。

1ドル120円なら2兆4120億円。

歴史的な円高の意味が分かりますね。


銀行も超大型案件で融資も積極的だったとか。


ここでも超低金利が大きく後押しをします。

年0,8%とか。



円高、円高と大騒ぎ。

日本の製造業は危機を通り越している。


そういう企業は為替リスクを最小にするため国際分業してきた。

日産自動車などはその典型でしょう。


大手はそうできるが孫請け以下の下請企業はそうはいかない。


一方で、超円高と超低金利を活かした国際戦略で大発展する企業がある。


総合商社はその筆頭だろう。


すでにそうなっているが、10年後、20年後は現在では想像もできない姿になっていると思う。



超大型投資。

201億ドル投資するという取締役会。

創業社長がいるからスピード決断できる。




日本経済を引っ張って行くのは政治家ではなく会社であり企業家なのです。


そこのところを勘違いしてはいけませんね。



中小企業も打つ手は異なりますが頑張って行きましょう。

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