市川稔の米(マイ)情報

需給のミスマッチ

24年産米の相場が上昇している。

22年産が最近では最も相場安かった。

その年は民主党の目玉政策の一つである「戸別所得補償」が始まった時であります。

相場下落分が所得補償で賄われるような感じでありました。

23年産は原発事故の影響などもあり従来の流通と変わってしまった部分があり相場上昇しました。


24年産の一般米について相場上昇の要因は見当たりません。

しかし現実的に上がっている(現在のところ)


特に業務用の世界で混乱している。


原材料として、食材のひとつとして捉えた場合は値上げは厳しいのだ。


仕入先の見直しが行われている。


国内米消費はざっくり家庭用と業務用が半分づつ(販売される米。自家用、縁故米除く。)


マーケットが望む米が不足。


わたしが生産者ならマーケットが望む米を作る。


生産とはコストダウンとは永遠の友達なのだ。


高く売れば利益が出るかといえばそう単純なものではない。


自分のまわりの消費物をみれば分かる。


変化が少ない時には動きもそんなに起きないが今年のように理由のない値上げとなると動きが活発になる。



取引先の変更ということがどしどし起きている。



変化をチャンスと捉えたい。

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