アメリカでは、全米最大のデパートメントストアである「Macy's」が全店舗の14%に相当する100店舗を閉鎖すると発表しました。
昨年も40店舗ほど閉鎖しています。
NHK
これは、Macy'sだけの出来事ではなく・・・
他のデパートメントストアも同じ。
流通が変わりつつあるのです。
メーシーズもインターネット通販に注力すると発表していますが、現実はそう簡単ではなく。
第一に実店舗そのものが重荷になる。
小売店舗の人材とインターネット通販の人材はそもそも違います。
アメリカで起きたことは日本でも起こる。
アメリカが先行しているだけ。
日本でも、
百貨店はデパ地下以外は大苦戦。
衣料品が売れない・・・
地方百貨店はすべて売れない。
閉店に次ぐ閉店。
百貨店のビジネスモデルに問題あり。
売り場をメーカーか問屋に任せて、自らは売上を回収して、売上歩合の収入を得る。
それを長年やっているとどうなるか?
マーチャンダイジング、マーケティング、マネジメントが分かる人材は育たない。
有名どころ、勢いがあるテナントを誘致するのが仕事になる。
有名どころはもちろん、百貨店側の出店条件に首を縦に振ることはない。
日本もアメリカの現状に急速に近づいている。
百貨店苦戦
総合スーパー(GMS)はすでに役割終えた・・・(ダイエー、イトーヨーカ堂、ジャスコ、ユニーなど)
コト消費、時間消費型のSCに移っている。
が、しかし。
そこのテナントも大部分が厳しい状況でありまして。
特に、衣料関係は厳しいね。
流通が変わったのです。
個人間売買
今どきの言葉では「CtoC」と言います。
スマホで撮影しして即出品。
消費税掛からないし、自分は不要になったが、欲しい人はいるでしょみたいな。
メルカリなど代表例ですね。
世界に羽ばたこうとしています。
実店舗、特に店舗数の多いところが大変。
その売り場、空間はモノ販売ではなく、コト消費、飲食消費に変えるしかない。
※日経夕刊の囲み記事
「米サンノゼ、住宅平均価格1億円突破」(108万ドル)
サンノゼはシリコンバレーが近く、勤務者が多い。
IT関係企業では、初任給1千万円など普通。
高額所得者が多い。世界中から人材集まっている。
高級住宅地になっているのだ。
最高価格はサンノゼ。ついで、サンフランシスコ88万5600ドル、アナハイム・サンタアナ地区74万2200ドル、ホノルル72万5200ドル、
サンディエゴ58万9900ドルと続く。
ホノルルを除き、上位はカリフォルニア州が占めた。
4月にサンフランシスコ、シリコンバレー行った時に肌で感じてきました。
産業、企業群がその街を変えてゆく・・・
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