市川稔の米(マイ)情報

流通革命、静かに進行中

大きく構造が変わっている。


が、人々は関係者を除きあまり関心がない。


最終消費のBtoCにしろ、企業間取引のBtoBにしろ、企業行政体との取引(BtoG)にしろ、劇的に変わっている。


今回はBtoCに焦点を当ててみる。


日本のeコマース、BtoCは全小売販売額の5%強くらいか。(アメリカ10%超、中国も。)

日本は将来的に20%まで占めるという予測あり。(店舗販売がその分減る)

ユニクロは国内で店舗展開しているが、近い将来数十%は自社のネット通販に移行するとしている。


Amazonジャパンは1兆円だとか。

楽天市場、ヤフーショッピング、アスクル(ロハコ)など大手は軒並み伸ばしている。

それぞれ取り組み方は異なるが店舗売りでないことは同じ。

消費者間取引CtoCもメルカリなどどこまで成長するかという勢いだ。


流通といえばアメリカが先進国であり。


日本は良くも悪くもアメリカのマネをして後追いしてきた。


日本でも店舗の閉鎖が加速している。


百貨店と総合スーパー(GMS)がその先頭だ。


昨年の記事だが三越伊勢丹の閉店リスト。

東洋経済


GMSはかつて最強だったイトーヨーカ堂でもどこを閉めるか、いやまだやり方はあるのではと役員間で意見が割れているそうだ。


小生の会社では店舗はドミナント戦略で町田市内だけにしている。(4店舗)


駅周辺は確かに人通りは多いが、通行量調査では毎年数パーセント減少している。

店舗の入れ替わりは以前に増して加速している。

開店してから閉店までの日数が少なくなっている。

物販はほとんど成り立たない。

飲食店はネット流通出来ないので残るが競争はますます激しい。


商店街、百貨店、ショッピングセンター、ショッピングモールは数年でガラリと姿を変えると思う。



アメリカの報告が衝撃的だから・・・


business insider japan


モールそのものが閉鎖の危機・・・

BIJ




日本の近未来を示しています。

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コメント一覧

市川 稔
町田のローカル情報としては駅及び周辺のバリアフリー化が一番の課題だと小生は思っています。
ベビーカー押して歩くとなると大変です。
乳児、幼児を連れたママやパパはモールに行ってしまいます。

ミレニアル世代の価値観は親世代とかなり異なるのは仰る通りだと思います。
まーさん
町田市の人口と構成比率を見てみると、この10年で全体の人口は増えていますが、増えたのは65歳以上の高齢者で、逆にそれ以下の年代は減っています。通行量が減っているのは当然のことかもしれませんね。
さらに次の消費の中心になるミレニアル世代の消費傾向を見ると、この先外食産業はもとより中食産業もどうなるか分からないですね。消費の価値観が全く違います。
https://www.businessinsider.jp/post-335
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