市川稔の米(マイ)情報

会社経営の難しさ

同業の社長と会食懇談しました


いわゆる、米卸の社長と産地米会社の社長

産地米会社は集荷及び販売をしています

こちらは方向性がはっきりしていて、生産の方に力を入れて、米屋生産者になる

作り手がどんどん減っている地域

農地を、田んぼを集約し、なにをどうどれくらい作るか売り先を付けてから決めるという感じかな

これは理にかなっている


一方、消費地の米卸はどうするか?


精米して白米を卸売り、いわゆるBtoBが主体


努力して会社を大きくしてきた


精米工場が老朽化してきたので新設を考えている


設備投資が大きい


最新鋭の精米工場を新設するとどのくらいかかるか?


月1000トン規模で10億、2000トンなら20億、3000トンなら30億円


土地、建物は別にだ


それだけ巨額な設備投資して付加価値が上がるならよいが



精米工場がどれだけ立派でも製品価格に付加価値がつくわけではない


極端に言えば、コイン精米所と変わらない


玄米は相場で変わる


仕入は変動するが、値上げとなると簡単には価格に転嫁出来ないポジションなのだ


20億円とか30億円とか設備投資して・・・


小生思うに、


未上場の会社は経営者個人の資産を背景に資金調達している


個人の領域を超えた金額になると・・・



果たして、会社の規模を拡大するのが正解なのかどうか?


適正規模ということもある


小生云うところのポジショニングの問題


会社経営はなにを扱うかどう作り販売するかは自由


ポジション取りが悪ければ事業形態を変えるべきではないか




そんなことを思ったのでありました




今の小生の会社もどういうポジションを確保するかすごく重要だと再認識した次第




本音で話せるっていいね




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