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市川稔の米(マイ)情報

Xノートを追え

小生も不思議でならない。

日本は国も地方も財政は危機的状況にあるのに膨大な無駄使いを許している。



市議会議長、県議会議長、市長も歴任された「穂坂邦夫」先生に講演をしていただきました。

地方と国の膨大な無駄使いの実態を訴えています。

著書「Xノートを追え


以下、講演レジメの一部↓


1.我が国の統治システム「建前と本音(実態)の乖離による日本式集権システム」

(1)建前・国と地方の役割分担の基本原則と自立性・自主性の保障

(2)本音(実態)・地方の行政運営や事業については、国がすべてに渡って関与する仕組み(選挙は除く)「役割分担を具体的に明確にしないまま、法令や行政指導、財源や補助金、起債、交付金を使って全ての行政分野において国が地方に対する支配構造を徹底している」

2.現行システムによる弊害の数々「こんな会社は確実に倒産する」


<一般行政に与える悪影響>

(1)自己責任回避による政治・行政責任の不在

(2)約25兆円(18,8兆円《地方14,1兆円+国4,8兆円》+6,1兆円)に及ぶ行政経費のムダ使い(単年度)

(3)都市一極集中と地方の衰退

※税金による私学への過度な支援・私学の国家依存、責任の所在の放棄(膨大な投資リスクの無責任体質や私学の倒産による税金のムダ使い)



<経済社会に与える影響様々な弊害・官に追随する民の特性>

(1)経済政策に影響を与える世界一・国家財政の悪化・一般会計の大幅な赤字「GDP比200%を超える1000兆円の長期債務(地方を含む)」

(2)規制改革の遅れの懸念

(3)官製ファンドの設置(産業再生機構や地域支援機能など)と自己責任の不在「繰り返される失敗の危険」

(4)官主導のエネルギー開発(レアアース・メタンハイトレード)における手放さない民間移行

(5)大企業における国への依存と官僚的体質(前例主義・自己責任の不明確化など)


<本音と建前の乖離による様々な弊害・老中制度に対する諸外国の対応>

(1)国民が理解出来ない行政システム

(2)諸外国が理解出来ない日本の政治・経済支援システム

(3)負担と受益の乖離による様々な錯覚・行政サービスのムダ「公共サービスは天からの贈り物・ないよりあった方がよい理屈」


<アベノミクスへの悪影響と懸念>

(1)大型財政支出・金融緩和政策に伴う財政悪化リスク

(2)成功への最大の柱である「規制緩和」の遅れ


3.役割分担の明確化による自己責任体制の確立と新たな中央集権システム導入の是非・地方自治体や民間における知恵の創造と発揮「日本式中央集権システムの解体で倒産しない会社をつくる」


<日本式中央集権システムの解体>

(1)現行公共サービスからの役割分担の明確化と必要経費(地方政府・地方広域政府・中央政府)の再配分「主権者(現場)に立った実務者の判断」

(2)痛みのない、やる気だけで実現する日本の再生「国家と地方と経済の再生」

(3)必然的な道州制の導入


<新たな中央集権システムの導入>

(1)地方政府の解体

(2)国家による道州や地方に対する担当官の派遣

(3)施策の立案・実施における国の直轄事業化


<必要な企業家の参加>

事業経験者(企業家・会社員など)の政治的関心の重要性「政治・行政の目的は基本特性+国家と地域の経済運営」


以上、レジメ引用↑



行政のムダ使い。


大阪府と大阪市は改革実行中。
府民、市民は関心を持とう。

大阪の人以外も。

神奈川県では横浜市、川崎市、相模原市など政令指定都市の人口多い。
政令指定都市にも県会議員が人口割でいます。
仕事があまりありません。
膨大なムダです。


地方の小さな町や市でも真昼間から議会をやっている。
こんな国はありません。
市議会議員など手弁当でやるべし。
議会は夜やればよい。

官製ファンドの話し。
農業の六次産業化とか言って官製ファンド立ち上げた。
投資する相手が少なく困っている笑えない現状。
投資した金はどうなるか?
明確ですね。



地方分権出来なければ逆に全部国がやればよい。(明治の初めみたいに)

極端な話しそうなる。



日本は改革が進まない。

既得権益の塊りみたいになっている。


特区で道を切り開くやり方が現実的のようだ。


安倍政権では民間人入れていろいろやっています。

ペーパーも読ませていただきました。


結局のところ、


どこまで実現出来るかでしょうね。



小生もこの問題は地方からも取り上げて行きたいと思っています。

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