市川稔の米(マイ)情報

今年もいろいろありましたが

毎年毎年いろいろなことがあります

食に関係する者として

平均気温が記録取り始めてから最高を更新


昨年との比較でも+1,64°Cというから驚き

平均気温1度上がると猛暑日は1,8倍になるという

今年はまさにそんな感じでした

これは日本に限らず世界的、地球的にそうなっている

「ゆでガエル」の話しではないが、だんだんと、少しずつだと人はあまり警戒しないのでしょう

もう、現実問題です


お米の世界でもすっかり様相変わってきました

日本の米の歴史は北上でありました
不作といえば「冷害」ということでした

日照りに不作なしという格言は過去のものになりました

暑すぎる夏
暑い日が続きすぎる

品種改良は高温に強い稲を作るという具合になりました

日本の米の大産地で食味もよいといわれてきた新潟県
新潟県は南北に直線距離で250㎞もあります
その中央部分に位置するのが越後平野

2023年はコシヒカリ1等比率5%くらいでありました
2024年は栽培も暑さ対策もしたのでよくなりましたが、
コシヒカリの適地ではなくなりつつあります

北部の生産者に「にじのきらめき」試験栽培していただきましたが、
収量、食味ともにまずまずでありました


米に限らず、農産物全般に大きな影響出ています


「今年は暑かった」

というのではなく、

毎年1度以上熱くなっているということ前提に対応する必要があるということです

2025年もそういうつもりで取り組むことが必要ですね




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