所有から使用へ
所有すれば、固定資産税や保険、燃料など維持費も掛かりますが償却費が大きい。
米農家を見ていていつも思う。
専業で15ha以上あり、30haとか50haあるいはもっと耕作面積あれば専用の機械所有することは作業の段取り上必要だろう。
10ha以下、4haや5haで農業機械をフル装備したらとんでもないコストになる。
農業機械を趣味の乗用車を買うみたいな感覚あり。
自分のやりたい時に作業やりたいからと言います。
それは、わがままというものです。
残るお金が大切。
収入(売上)を上げられないなら、
出る費用を抑えるのは当然のこと。
庄内の農家では上手にやっているグループがある。
田植機をシェアリング
トラクターをシェアリング
コンバインをシェアリング
レベラーもシェアリング
している。
利用に応じてコストを分担すればよい。
こういう使い方を
固定費
を
変動費
に変える
と言います。
固定費の定義とは、
売上があってもなくても掛かる経費(費用)
変動費とは
売上に比例する費用と思えばよい
この考え方はいろいろなものに応用できます。
なるべく固定費にしないで変動費にする。
そういえば、
コイン精米所なども究極のシェアリングですね。
以前は、小さな農家もみな精米機を持っていた。
それで考えれば分かりやすい。
経営で云えば、
持たない経営
でしょうか。
不動産にしても、それを賃貸して何パーセントでまわせるかという概念で所有するならよいが、
自分が自社が使うから所有するという場合は固定費になります。
インフレ時には持つだけで価値が勝手に上がります。
デフレ時は逆に下がります。
経営は軽くしておくのがよいですね。
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吉村
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