失われた20年として、思い込まされてきたのではないか?
海外でそういう見方が出てきている。
日本のリーダーに結果的にだまされた?
日本は停滞し、成長もせず、国の借金ばかり増えた。
政府の財政は危機的状況にある。
そう、思い込んでいる日本人多いのでは?
先日、facebookで小生がちょいと論争を吹っかけました。
共通の友人が投稿した内容に寄せたコメントに対して反対の内容をコメントしたのでした。
要約すれば、日本の借金は国ベースでおよそ1,000兆円。
国民一人あたり800万円近くにもなる。
これからの日本は高齢化進み、労働人口は減り、子供も減る。
子どもや孫に借金を残すのは悪である。
そういう内容かと思います。
おそらく、多くの国民はそう思っているのでは?
税収の倍の予算を組んで使うなんて・・・(※)
小生は逆のことを主張しました。
国の借金は多くは国債の発行で調達しています。
国債を買っているのはどこの誰でしょうか?
外国ですか?
日本国内ですか?
日本国債の約95%は国内で消化しています。
自分は国債など買っていないと言っても、金融機関が買っています。
債務者
債権者
一般的に財務省や報道により刷り込まれている情報は国民一人あたりの借金という言い方をします。
借金しているのは国民ですか?
答えはNOですね。
貸しているのは誰ですか?
貸しているのは国民です。
正確に言うと、
国民は「債務者」ではなく「債権者」です。
日本がそんなに危ないなら、日本国債の利息はなぜ上がらないのですか?
安全だからです。
ギリシャ、アルゼンチン、イタリヤなどとは根本的に構造が違うのです。
国債の利息は誰が受け取るのですか?
国民です!
国が借金を返せるかどうか?
どうやって国民に返すかという議論が正しい。
返してもらうのは国民です。
まったく逆です。
小生がこういう見方を紹介したら「考え方が違う」と・・・
これは、考え方の問題ではなく、事実関係を述べているだけです。
経済成長させて、一人当たりのGDPを増やしていかねばならない。
税収は稼ぎの中からしか払えないし、生まれないからです。
問題の本質は、
税金を払う側
と
税金を徴収する側
との戦いでもある。
国は債務もあるが債権もある。
日本の対外純資産は世界一です。
思い込みとは怖いもの。
そして、
語られ始めた「日本の失われた20年はうそ」という真実
日経で紹介していますが、
Forbes.comの記事です。
こちらをクリック
私たち日本人も「失われた20年」と思い込まされてきた。
このように冷静に分析すると見方が変わると思いませんか?
一人あたりの生産性やGDPを見る必要あります。
貿易赤字が続いていますが、日本の経常収支は黒字です。
今日は、ちょいとマクロの話しでした。
米の消費量が減るということで暗くならないでください。(笑)
世の中どんどん変化しています。
従来の仕事にしがみついていたらいけません。
(※)は小生もそう思う。
毎年、緊急、緊急対策と称して、借金し金ばらまくのはやめさせないといけません。
国民がバカになります。
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