市川稔の米(マイ)情報

農協青年部

愛知県のある農協に呼ばれ。

青年部総会後に記念講演させていただきました。

農協管内の人口約50万人。都市部の農協です。

数の上では兼業農家が圧倒的に多いですが、米作りはやめる人が多い。

主業農家に農地はどんどん集まっています。

普通、土地を借りたら地代を払うわけですが、この地域では、地代ゼロ、あるいはマイナスという場合もかなりある。

農地、管理してくれれば地主がお金払うのだ。

都市部、消費地なので販売には困っていない。

ようするに、他産地より若干相場が安いからだ。

農地がどんどん集まり。100ha管理している農家が普通になってきている。

意識としては「農業経営者」というより「オペレーター」という感じかな。

水田農業の後継者はすでに確定しているので、近い将来一軒あたり平均100haになる。

その場合の農業経営をどうするか。

補助金頼りの姿勢ではないが、相場での販売なので、全体生産量が過剰になれば相場暴落するので経営苦しくなる。

小生云うところの「共創」の理念で取り組み必要あるということもお話しさせていただきました。

地域により事情異なるので実に興味深い。


ありがとうございました!


今日は現場を見て回ります。




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コメント一覧

市川 稔
おもしろい現象
農協青年部の役員や出てくる人は農協への販売は少ない。
この農協では「委託販売」ではなく買い取りだ。
全農に出してしない。
青年部活発にやっている農家は農協に頼らず自前で販売し。
青年部に出てこない人が農協頼りにしているとか。
おもしろいね^ ^
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