自民党主体政権が長年やってきた価格維持政策から転換。
価格はマーケットにまかせ、作り手の収入の補償をする。
「価格保証」から「所得補償」への転換であったはず。
所得補償は定額部分と値下がり部分があり、値が下がった分の9割を補填するというもの。
価格が下がれば補填金額が増える。
当然のことです。
そう決めたのだから。
ところが、2010年産を都合31万トン買い上げするという。
朝日新聞記事
ここでも指摘しているように、人為的に価格を上昇させ、価格下落分の補償を少なくしたいこともありあり。
エサ用にまわすコメがどんどん増えて。
エサ米作れば10aあたり8万円という政策も事実上宙に浮くのでは。
だって、大量のエサ米が市場に出てくることになる。
日本のコメはアジアの巨大なマーケットに輸出で活路を。
豊かになってゆくアジア諸国は日本米の最大の顧客になる。
それには生産コストを抑えて輸出しやすい環境作ることだ。
価格上昇政策はそれに逆行する。
流通業も混乱する。
大口契約の場合は年間の取り決めをしている。
期の途中で一般相場が上がったからといって単価アップできないところも出てくるのでは。
人間、信用を失う時とは?
できもしないことをできるという
結果的に信用失うことになる。
戸別、農家や流通業はコロコロ変わる政策にも負けず、
政府や他人のせいにしないで、
自ら決めた道を進め。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事