たった1泊2日ですが、中身の濃い出張となりました。
息子(長男)が設定し楽天トラベルで予約したもの。
自宅から羽田空港まで自家用車で40分あれば着くが、保土ヶ谷バイパスはたまに渋滞するので安全見て早めに出る。
保土ヶ谷バイパスに乗れば羽田空港まで信号機はゼロ。
改めてそのインフラはすごいものだと感心しながら帰ってきた。
ちなみに羽田からの帰りはノンストップで30分ほどだった。
31日日曜日「お江」の時間には十分間に合い帰宅した。
7月30日の朝の便で富山に向かう。
飛ぶ時間は45分くらいなもので上空に上がったらすぐ降下するような感じかな。
東京から電車乗り継ぎ富山も現状はかなり時間掛かる。
クルマならもっと掛かる。
目的地まで飛行機で飛ぶのは時間を買う意味でも効果あり。
レンタカーはフィットで走行距離は325kmほどガソリンは22リッターだった。
リッター15kmくらいか~、
燃費いいね!
富山ではコイン精米機の新製品発表会に参加。
30kgの玄米を残米ゼロ処理して4分30秒(標準の精米で)という速さ。
10馬力の精米機を搭載し電気の契約は9kwなので効率良い。
買い替え需要に応える新製品だと思う。
たぶんヒット商品になるだろう。
地方の中小メーカーが隙間商品、隙間マーケットを狙うという極めて戦略性を持った会社だ。
中小は大手と正面からガチンコ勝負してはならない。
分をわきまえることが肝要。
発表会を中座させていただき石川県へ向かった。
ここにもスーパー農家が何軒もいます。
時間の関係で今回は一軒だけ訪問した。
米・麦・大豆というテーマで有機栽培にも積極的に取り組み、最終製品まで手掛ける。
金沢市内に直営店まで出店。
その積極性、開発力、マーケティング、経営力はさすがと感服しました。
金沢を後にし福井に向かう。
ホテルに着いたのは19時前くらい。
19時半の待ち合わせでお二人登場。
こちら二人と四人で近くの地元居酒屋へ。
地場の料理や酒をいただきながら意見交換。
多くの気づき、ヒントや人の有難さというものをいただきました。
Sさん、大野から馳せ参じてくれたUさん有難うございました。
ワシントンホテルだったところがホテルフジタ福井になっていた。
息子の話しによるとプラス300円でグレードアップ。
全米のホテルでNO1の「サータ」というベッドの部屋。
寝るときに少し柔らかいかなと感じたが朝の目覚めは爽快だった。
なるほどと感心したのでありました。
朝は福井市内のスーパー農家へ。
牛のエサにする「ホイールクロップサイレージ」もかなりやっている。
米粉にした製品開発、商品も10年以上前からやっている。
小麦も作り、小麦粉にもしている。
おかしな補助金もらえるからと始めたのではない。
筋金入りなのだ。
来年には直営のレストランも開店すると熱く語ってくれました。
その脇には貸出農園「マイファーム」事業も。
小生とほぼ同年代(還暦になる)が少年のような輝いた目でありました。
マイファームの顧客は定年退職後の団塊の世代に的を絞っている。
おもしろいね。
時間はいくらあっても足りず。
午後は鯖江のスーパー農家へ。
自分で作るものは自分で売る。
大変な苦労もあったと思いますが約60ha、主食用のコメオンリー。
精米して直売するのがメインであります。
すごいのは山に囲まれた谷あいの地域だが、田んぼの約9割を一軒の農家が栽培していることだ。
17、18年近く前から殺虫剤を使うことを止めた。
生き物を大事にする。
食物連鎖を作りだす。
田んぼの淵は少し間隔を空けている。
そこは少し掘ってあり田んぼを中干しした時にも魚などが生きれるように工夫したものだ。
シーズンには大量のホタルが一帯を照らす。
とんぼが飛び交い、今年巣立ちした小さなツバメが初めての獲物を捕るために稲の上空近くを必死に飛んで虫を狙っていた。
とのさま蛙もたくさんいる。
めだかが優雅に泳ぐ池もわざわざ作っている。
その地域全体を生き物の連鎖にして小世界を創りだしているのだ。
いやはや驚くことがたくさん。
とても書きつくせないのでこの辺で。
素晴らしい農業者は全国にたくさんいます。
ありがとうございました。
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