市川稔の米(マイ)情報

雑穀の食べ方

昨日の続きのようですが、雑穀を食べる人が多くなりました。

昭和30年台後半までコメは不足していました。一人あたりたべる量も多かったのです。満足におかずも無かったのでした。

その頃は肥満の人はほとんどいません。

コメをどんぶり飯で食べても太りません。
問題は脂肪分の高い食べ物の摂るからです。


コメが足りない時代(若い人には信じられないでしょうが)はコメだけのご飯、いわゆる銀シャリというだけでご馳走だったのです。

貧乏人は麦を食えと総理大臣が言って問題になりました。
そんな時代もあったのです。

ソウルの量販店のコメ売場見てビックリ。
コメの陳列量にも驚きましたが、雑穀の陳列量に更に驚いた。

800gとかもっと大きい袋で雑穀を販売しています。
雑穀入りご飯がかなりフツーだとか。

昔、韓国ではコメに強制的に麦を入れている時代がありました。
もちろんコメが足りなかったのです。

現代は様変わり。

健康のために雑穀を食べるわけです。

子供の頃、雑穀ばかり食べさせられて雑穀がトラウマになっている人もいますが。

日本ではどうでしょう。

国産雑穀はコメの10倍位の値段がします。

量を増やす、あるいは安いからという理由ではありませんね。

健康のため、あるいはグルメとでも云いましょうか、あるいは食べる楽しみのひとつということでしょう。

そんなことでコメを食べてもらい楽しんでもらえればこんな嬉しいことはない。

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