今回は、小生が事務局をしている「食の匠の会」です。
http://www.takuminokai.jp/
石垣島から、帯広まで、日本列島を縦断しています。
全員が、農協に頼らず、「自分で販路を開拓」している農業経営者です。
補助金など、もちろんなく、自分のお金で出かけてきます。
あたり前といえば、アタリマエですが農業の世界では稀な会であります。
二日目の午前は、参加者の発言、意見交換の時間ですが、これがじつに有益、ためになる、面白い。
農家は、家畜などを除くと、植物を相手にしていますね。
植物は、土の中にある部分と、地上に出ている部分があります。
土の中のものが商品になる、馬鈴薯、牛蒡、玉葱などもありますが、果樹は地上であり、林檎、さくらんぼ、みかん、梨、マンゴーなどを栽培しています。
ここでは後者の部分の果樹のことを紹介します。
地上の部分と、地下、地中のことです。
土が命であり、土作りが重要であることは疑う余地もないことですが、一般的には、即効性のある化学肥料に頼り、地中や地下のことについて無頓着である、農業経営者、生産者は多いのではないでしょうか?
この会の農業経営者は、土、地下におもむきをおいています。
ある、農業経営者が言いました。
「根」の生え方をコントロールする。 下に伸びる「根」横に伸びる「根」それらを自由自在にコントロールする。
その土の作り方、根の生やし方で、地上の果実が変わってくるのです。
養分を吸う、吸収するには? 水を吸い出す、あるいは余計に吸わせないなど・・・。
生産を知らない小生には、まったく、感心しかり、オドロキの連続でありました。
詳しくはノウハウですが、まさに「タクミのワザ」であるといたく感心したのでありました
市川稔が感じたこと。
土には相続税かからない! 生産技術にも相続税かからない!
土地を残しても、稼げるわけでもない。
やはり、農業も技術なのです。
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