乗用車が普通に乗れるようになったのはたった半世紀足らず前から。
日産サニー、トヨタカローラ売り始めた頃だ。
小生が運転免許取って、すぐにジムカーナやレースに出るようになったのは1971年。
47年前だ。
カローラ1300㏄、その後1600㏄のカローラレビンというクルマだった。
1916年(大正5年)生まれの小生の父は戦前から運転免許証持っていた。
なので、兵隊に取られた時、配属は自動車部隊だった。
戦前のクルマとはイコールトラックのこと。
個人が乗用車を持つ、乗るなんて戦前は考えられなかったと言っていた。
いつか、乗用車を持つのが夢だった。
その父は、セドリックやクラウン、センチュリー、メルセデス560などに乗った。
その格差というか、時代の変化、発展ぶりに一番驚いた世代だろうと思う。
ドラ息子の小生は18歳(大学生)でいきなり自動車でレースやるというわけだから驚いただろう。
稼ぎないわけだから。
親のすねかじり。
そのドラ息子も66歳だ(笑)
小生もクルマ何台乗り継いだだろうか?
スカイラインGT,クラウン(3台)、アウディ100、BMW533、インフィニティQ45。
カローラバン(パワステなし、マニュアル)、オデッセイ、プログレ、プジョー406セダン、プジョー406クーペ。
BMW3シリーズ(ワゴン、セダン、セダン、3台)、トヨタ86、ジャガーXE。
ざっと数えただけで17台にもなる。
47年で17台だから2,7年しか乗っていない計算。
インフィニティQ45からカローラバンの落差は???
今なら笑えるけど、その時は大変だった。
5人の子ども、一番上が大学に入った年。
(朝ドラのセリフ 気に入った一節 人生を終えようとしている今、いろいろなことがあった、その時は大変だと思ったが、今、振り返ればたいしたことではないことがよく分かった。)
小生、人生もう少しやるつもり(^^)/
話しを戻すと、
自動車、乗用車の常識、人気というものも時代によって変わってゆく。
4ドアセダン、フロントエンジン、リヤドライブが王道だった。
今でも、メルセデス、BMW、英国のジャガーなどもそうだ。
日本では、若い世帯ではミニバンが一番人気になり。
休日のSCに行けばミニバンオンパレードだ。
地方ではクルマは必需品で、1人1台という感じ。
半分以上は軽自動車だ。
女性は特に軽が多い。
農家にはもれなく軽トラがある。
そして、今はSUVが人気ある。
SUV先鞭つけたのは「ポルシェ」らしい。
カイエン、マカンという2車種あります。
ポルシェといえば911をイメージするが、実際の販売台数のほとんどはSUVだという。
国産車でもずいぶんSUVの車種増えました。
マツダは、ミニバン撤退して、SUV3車種で勝負している。
ホンダ、スバル、ニッサン、三菱、そしてトヨタ。
車種はトヨタが断然多いね。
4ドアセダンはほんとうに少なくなりました。
小生、ジャガーが車検が6か月後なので、買い替え検討。
ジャガー、ボルボ、レクサス。
クルマの買い方もずいぶん変わりました。
残価設定ローンが普通だし。
今のジャガー、残価設定3年後50%、金利0,9%。
輸入車はほとんど3年間の点検費用込みになっている。(国産ではレクサスがそうだ)
ジャガーも、SUV出したし、系列のレンジローバーはSUVばかりだし。
ボルボ、2017年カーオブザイヤーXC60、2018年XC40、輸入車で2年連続は初めてとか。
どちらもSUVだ。
レクサスも売れ筋はSUVになっている。
ディーラーまわり、セールスと話していてよく分かった。
輸入車は「見込」で「仕入」する。
装備がこれほど複雑で種類が多いとどうなるか?
オプションを見込みで装着してクルマ在庫することになる。
だから、余ると大変なのだ。
受注生産で6か月以上待てれば良いがそれだと台数はけない。
見込みは当たることもあるが外れることもある。
在庫品は値引きしてでも売る。
既存オーナーに無理言って買い替えてもらうことも多い。
輸入車は値引きで勝負。
新車を値引きするとどうなるか?
当然、中古市場の値が崩れる。(今、BMW、ボルボ、メルセデスの一部がそうだ)
安く買ったつもりが安くないのだ。
高額なクルマほど値下がり大きい。
額と率は違うので注意。
クルマというのは、登録した瞬間から価値落ちてゆく。
ひとつの目安として3年後のリセールバリューというのがあり。
これが車種によってものすごく差がある。
総じてSUVは高い。
レクサスは車両価格の値引きは基本なし。
その代わり、リセールバリューも高い。
ただし、下取りがあれば、そちらを「高取り」といって調整するのだ。
そうすれば、リセールバリュー落とさないで済むというわけ。
レクサスは在庫持たない。受注生産、これは生産性高いしムダがない。
日本で新発売したESは7~8か月待ちだそうです。
(国内向けの生産枠が小さい)
セダンだ、SUVだという常識ではなく、新しいクルマ作りが始まっているという。
レクサスが挑む 脱「ドイツ」的クルマの未来
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