市川稔の米(マイ)情報

独自に生きる

人に会いにゆく

昨日もたくさんの気づきや出会いがありました。

中山間地域というか、山間地域の話しを紹介したいと思います。

参勤交代の時代は秋田や青森の殿様が通ったという街道。

山形県側は高畠町、宮城県側は七ヶ宿町。

七ヶ宿町の話し。

一里ごとに七つの宿があったので七ヶ宿というそうだ。

大都市仙台の人びとが飲む水を貯めるダムのさらに上に位置する。

標高400mから450mくらいある。

農地は小さく耕作放棄地も多く見受けられた。

コシヒカリは作れない地域だ。

昔は冷害地帯だっただろう。

そういう中で素晴らしい米を作っている人がいる。

山から湧き出る源流。

冷たい水だ。



こういう地域は一般的な農業再生論は当てはまらない。

農地はおよそ300ha。栽培可能面積は約240haほどだが減反もあり実際の耕作面積は110haくらいしかない。

高齢でやめる人が出る。

どうしているかというと、4人で作った組合に農地は集まる。

すでに50haほどになった。

共同利用のライスセンターは町が用意し組合が使用している。

へぇ~、ビックリ!



この町の米作りはこの4人に掛かっている。

おそらく80haくらいまでやることになるのではと言っていました。

国がそれぞれ事情が異なる地域の耕作放棄地をどうするなど分かるはずありません。

もうすでにそれぞれの地域で取り組んでいるのです。

小生の会社がどんなお手伝いが出来るか。

やること、やれること、やらないこと。

わくわくします。

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