市川稔の米(マイ)情報

情勢を読む

各種各層で物事の捉え方というものは違って当然。

「情勢判断」とは少々古めかしい日本語かも知れませんが小生は好きな言葉でもあります。

若い頃城野宏先生の思想をかなり勉強させていただきました。

脳力開発ということも提唱されていました。

なにせ、大東亜戦争終結後に自ら指揮をとり毛沢東の中国人民解放軍、蒋介石の国民党軍と戦っていたのだから恐れ入る。
15年にも及ぶ言葉ではとても語りつくせない悲惨な獄中生活から昭和39年になって帰国できたのだから筋金の入り方が違うね。

情勢判断がいかに大事か。
組織を引っ張るリーダーというものは特に必要です。

目先に流されず、物事の本質をつかみ、あきらめずに粘り強く。
人の気持ちを読む。

全体の情勢判断と自らの行動計画。
嘆き苦しみの人生より、明るく前向きの人生を。


そこで、
平成20年産の米相場はどうなるか?
小さな情勢判断で恐縮ですが。

小生がずっと前から云っているのは。

全体の生産量のうち全農扱いがどれだけを占めるのかということです。
生産量が800数十万トンですからわかりやすく「8」に置き換えて。

すると8分の3程度ではありませんか?

これらの行き先が価格・数量ともあらかじめ決まっていること。
浮遊玉が少なくなること。

8分の5の分野の中身ですな。

もうひとつ小生の主張は米問題は東日本の問題でもあると。
関東含めると米生産量の実に7割を占める。

昨年10月に政府買い入れの産地を見ればよくわかる。

全体を見て情勢判断し流されないようにする。

情勢判断をして自らの戦略を練り実行する。

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