売る側からみると「売り場」ということになります。
売り場をどうするか。
百貨店の売り場というのも日本独特のものになりました。
売れたものだけ仕入計上し売上は百貨店のものに。
在庫持たない、店員も百貨店の社員ではない。
完全テナントのところもある。
〇〇百貨店というブランドが唯一のウリモノで実態は売上を没収する不動産業かな。
マーケティング、マーチャンダイジングは人任せ。
総合スーパー、日本で生まれた業態だ。
地下か1階に食品売り場があり、2階から上は婦人服、子供服、紳士服、家庭用品、家電、最上階は食堂街みたいな。
百貨店の縮小版を地方の駅前に作った。
その後郊外に。
なんでもあるが「欲しいもの」がない店に。
この業態はとっくに終わった。
生活が豊かになるとモノよりコトに興味が。
総合スーパーで最初に「時間消費型ショッピングセンター」を創ったのはニチイだった。
サティなどのブランドで展開した。
複合映画館も最初であったと思う。
当時、業態をデザインしていた設計者とお付き合いあったのでよく知っている。
ニチイもなくなり今やイオンだ。
食品スーパーも各地に地元資本の小チェーンがあったがほとんど淘汰された。
良いことかどうか・・・
地元色、地域色というものが無くなってゆく。
家庭内消費が多い世帯は少しでも安い時にまとめ買いをして家計を節約する。
主婦という専業主婦の割合が大きい時はそういう傾向であった。
今や、特売で安くしたからといっても要らないものは要らないのあって買わない。
まとめ買いもあまりしない。
消費生活行動は人によってバラバラの時代。
結婚しない人が増えている(一人暮らしか親の家に)
結婚年齢が上がっている
三世代同居が減っている(結婚したら別の世帯を設ける)
消費生活行動は人々の暮らしを観察しなければ分からない。
そこにインターネットが人々の暮らしの真ん中に割り込んできました。
パソコン操作するのが珍しい時代は一部の人の世界でありました。
ウインドウズという簡単ソフトが裾野を広げたのは革命でしょう。
今や、WiFiがあたりまえなのでいつでもどこでもインターネットに接続出来るようになりました。
タブレットは爆発的に広がると思いきやイマイチ。
スマホでほとんどのことが出来てしまう。
ビジネスの世界ではノートパソコンを持ち歩くのが普通になりました。
消費生活行動で日常のものをどこから買うか?
休みの日に自家用車で買い物に出かけ必要なものを買い出しに行く。
買い物には2種類あって、楽しい買い物と苦痛の買い物があります。
ビールを家で飲む家庭なら重たいビールを買って帰るのは苦痛ですね。
重たいもの。
ビール、ミネラルウオーター、米・・・
がさばるもの、
トイレットペーパー、おむつ・・・
こういうものはネット通販に移行しています。
米なんて典型ですね。
楽天市場には日本中の米会社や生産者も出店している。
楽天市場の手数料、クレジット決済の手数料、宅配会社に払う物流費、そして売りたいからと広告費・・・
気が付けば誰のために働いているのか分からないということになり(笑)
ヤフーショッピング、ぐるなび食市場など同じようなECサイトがある。
楽天市場の利用が一番なのですね。
Amazonは別のやり方でどんどん伸ばしている。
アスクルも独自のやり方で伸ばしている。
売れるのはわかったが・・・
どうやったら利益を計上出来るか。
その次の段階に入りました。
今朝のテーマ
売り場が変わった
買う立場からすれば「買うところが変わった」ということになり。
買い場が変わっている。
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