入口と出口

自民党の農業政策は関連分野へのお金が大半でした。

民主党はガソリン暫定税率も廃止するという。
もう、そんな金で道路を作らなくてもよいだろうという判断。
土木、建設は地方では更に仕事が減る。
それは大変な事態になると思う。

小生ならその税金を環境改善に使わせて欲しいと有権者にお願いするけどね。

農業政策も農家に対して直接現金で補填する政策に変わる。
農業補助金は激減させる。

これも関係業界は大変なことになる。
周辺産業が減るのだ。

筋の悪い話ではないが地方に激震が走るだろう。
（まだ、このことが分かっていない人が多い）

小生思うに、

農業という生産のこと（入口とします）にお金を使うことには一生懸命。
自給のことを言うなら、消費（出口とします）のことに関心持ってもらいたい。

出口戦略の無い入口戦略をいくらしても税金の無駄ではなかろうか。

コメを消費するということは国土保全のためにも。
自給力のためにもなる。

小生が以前から言っていることは国産のコメを非課税にする。
小売も中食も外食ももっともっとコメを使うことを奨励する。

宣伝も国民ひとり一人があと一膳ご飯食べてくれたら自給がこんなに上がると。
出口戦略なくして入口戦略は成り立たない。

決定的に出口戦略が欠けている。

たとえば、米粉生産に金使うと同時に使い方、食べ方に金使わないと。
消費されない原料など意味がない。



小生は地道に消費拡大に取り組む。