市川稔の米(マイ)情報

民意とはなにか

3年3ヶ月ぶりに総選挙。

衆議院の任期は4年だが、過去の平均は2年7ヵ月くらいだそうだ。

小泉総理は約5年務めることができたが、その後は毎年のように総理大臣が変わる。

民主党政権も3人目だった。

拉致担当大臣はなんと10人だというから驚き。


衆議院が実質3年で、参議院は6年だが、半数3年ごと選挙やるので年中選挙やることになる。


風が吹いたり止んだりすればコロッと変わる可能性ある。


自民党の青年局長が演説でこう述べていた。


「民主党は凧みたいな政党です」

「風がないと飛べないから」

と笑いを誘っていました。


小選挙区制になれば政治が変わると1996年から導入された。


小選挙区比例代表並列制


有権者は2票持っている。


今回の選挙は投票率も低くかった(59%程度)


余談ながら、投票所は49000ヶ所ほどだというのでコンビニの数がそれを超えた(コンビニは約5万店に達した)


3年あまりの民主党政権に対する成績評価という側面が大きかった。


「一度やらせてみよう」


「やはりダメだった」


そういう評価が多い。


3:11後のドタバタ。

原発事故への対応、トップの判断。


なにせ、初めての与党だから、大臣、副大臣、政務官、内閣官房も経験者がほとんどいない。

いきなり偉くなってしまったのでやり方が分からない。

おかしな政治主導とかで官僚のサボタージュを招いた。


今回の選挙は第三極はバラバラだし未知数、政策もまとめられない。

民主党はさすがにという有権者多く。

それで、自民党、公明党に票が流れたというのが多くの見方だろう。


民主主義というのは時間掛かる、効率悪い、しかしそれに代わる仕組みはなかなかない。


恐れずに言えば、

民意が正しいとは限らない。

歴史が証明しています。


古くはナポレオンも、ナチスドイツも、昭和の一時期の日本もそうだった。

経済封鎖された日本は戦争するしか方法は残されていなかった。

軍部の上層部は負けると分かっていたが朝日新聞筆頭に民衆を煽った。



でも、今回の選挙結果を見てまだ日本人はバランス感覚あるなと思いました。




子供手当たくさん

農業戸別所得補償



そういう主張の党は惨敗。


政策ではなく反対が政策の党は惨敗。


TPP反対

脱原発

消費増税反対


財政問題、社会保障政策を語らないで受け狙いの党は惨敗。


自民党もTPPとかはっきり言わないのはよくない。


農業、農村問題では落ちる金はあまり変わらないのでは。


ただ、ほんどすべての農家のふところに直接お金を渡すやり方は変わるのでは。

呼び方変わるが、農業で生活している農家を支援する。


自民党政権公約に書いてあります。


国民、有権者は過度に政治に期待してはいけません。


景気対策で政治に出来ることは、企業活動やりやすい税制の後押し、公共事業などで需要を作り経済の下支え。

為替、円高の是正をする施策。


できることは限られています。


今こそ、国民が自立し立ち上がらなければなりません。


弱い人はもちろん社会全体で支える必要はあります。


国を作るのは教育です。


根本はそこからやらないと変わらない。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事