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市川稔の米(マイ)情報

需要は作るもの

今月、お盆を挟んで、全国5会場で行いました。タイワ精機の新製品発表会です。写真は、タイワの社長と小生です。

「今後の米販売の方向性、勝ち残り戦略」と題して、小生が講演させていただきました。

同じような内容で話しをするのですが、途中から話題が思わぬ方向に脱線したり・・・。

参加された皆さん有難うございました。お世話になりました。

小生が好んで使う言葉に「需要は作るもの」があります。

モノ作りの世界が分かりやすいですね。

たとえば、コイン精米であっても「無洗米」もできる機械を発表しました。

利用されるお客様は、そんなことは期待していなかったかも知れませんが、近所にそんな機械が現れば、利用しますね。

小さな話しですが、需要を創造したわけです。

実は、そういうことが企業活動にとって重要なことであると思うのです。

自由な発想で需要を刺激してゆく。

それは「官」では無理です。

郵政も民営化したなら、東京駅のまん前にある「中央郵便局」も高層ビルに変身するでしょう。(郵便は列車で運んでいたので各地の駅前にあることが多い)

いろいろな商品、新たなサービス、関連ビジネスを開拓することが出来ます。


日本は、人口が減りだします。少子高齢化が世界最速のスピードで進んでゆきます。

すでに、トヨタが発表しましたが、60才の定年後、5年間は嘱託社員として残ってもらう。給与がたとえ三分の一になっても、仕事を持っていた方がやりがいあるでしょうからね。

そして、技術の伝承もできるし、働く高齢者も、正社員時代とは異なり、プレッシャーが少ない、ストレスが少ない「仕事」ができるのではないでしょうか?

消費構造でも、そこには新しい需要が生まれてきます。

そんなことを考えていたら楽しいじゃないですか。


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