市川稔の米(マイ)情報

米の価格

米の価格はどのようにして決まるのか?

指標が事実上消滅し各地で混乱が起きている。

売り先が決まっていない農家というか、農協に出す(春に数量を予約)玄米の仮渡価格というか、とにかく基準がないので右往左往している状態でしょう。
(これを米価と呼んでいること事態がどうかしている。生産量の三分の一程度なのに。)

一年一作の米は、収穫後、乾燥、調整、検査、保管、それも長期保管ということになれば「低温保管」が絶対条件です。
農家というか作り手に代金支払いあれば、どこかが立て替えることになります。

ある段階から、欲しいものを、欲しい時に、欲しいだけという取引になるので、その流通の役割というものは必要になるわけです。

農家が小売までやればすべて行うことになります。
すべての販売農家が行うことは不可能ですね。

そこに流通の役割というものがあります。

米の価格、どうやら生産者価格というものはある特殊な場合を言っているのですが、それがすべてのように誤解されている節もあります。

現物商品の価格というものは相対で決まるもので、

どこかが決めてくれるものではありません

今年の米の価格決めは難しそうです。

政権変わったし。

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