市川稔の米(マイ)情報

売れる米とは?

作る側と消費する側・買う側とのギャップが大きいです。

平成18年産の作付け面積のデータが農水省から出ています。

データはこちらから

当ブログでも何度か取り上げました。

上位5品種で全体の7割。
コシヒカリ、ヒノヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち、キヌヒカリ。

上位10品種で全体の8割。20品種で9割。
おおまかにはそんなところです。

コシヒカリは全体の4割近くを占め、28年連続第一位です。

ここにヒントが隠されています。

作りたい品種と買いたい・欲しい品種のギャップがある。

一般市場では安い米から順番に売れてゆく現実があります。

以前は変わった品種、聞いたこともない品種はなかなか売りにくかったのですが、最近はそんなこともありません。

象徴的なのは新潟でしょね。

圧倒的にコシヒカリが多いです。
もっとも、コシヒカリをコシヒカリBLに変えましたから本当はコシヒカリではないのですが、マーケットにはコシヒカリとして出ていますので消費者は知りません。

その新潟産コシヒカリの販売が思わしくないのです。

産地側の意識と消費側の意識のズレでしょうな。

業界用語では「居所修正」などと言いますが、要は値を下げるので買ってくださいというものです。

しかしこれはそう簡単なことではありません。

当ブログは生産者の方も多く見てくれています。

もし種籾が間に合うなら上記に出ている銘柄米でない米を作ることをお勧めします。

遊ぶ気持ちが大切です。

みんなと同じことをしていたらビジネス社会ではダメなのです。

販売側も同様でしょう。

見方、視点を変えると違うものが見えてきます。

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コメント一覧

りんごや
それは求められているものが何かを理解している
人が発想する為に行う動作であって、無理解の人が
遊びに走ったとしても何の答えも出てこないのである。
遊び心を持ち込めるほど農業に余裕あるだろうか。

人と違う事が出来る人は最初から勝手にやっていて
出来ない人が皆と同じ事をするから今がある。

人と同じ事を行う事を強いられる教育を通過した
普通の人が今更他と違う事を求められるというのも
酷かと思う。
杉村 敏夫
大切な「遊び心」
http://www.subaru25.com
そうこの「遊ぶ気持ち」が大切だと私も思います。
新製品を開発した人がよくおっしゃいます。
「遊び心から新しい閃きがでてくる・・・」と。

私たちは遊んでいるようで、意外と遊んでませんね。
言葉の遊びも同様です。大いに反省です。
もっと落語を聴きます。
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